Penguin Readers (2 Elementary) YL 2.4 語彙レベル500 総語数6000
(画像がなぜか幅広で…)
てっきり赤ちゃんのクッキーか何かと思っていたら
フラワー・ベイビーというのは、重さ3kgの小麦粉をつめた袋を赤ちゃん(フラワー・ベイビー)に見たてて一日中世話をし、重さを量り、日記をつけるというものです。
これはアメリカやイギリスの学校で行われている教育プログラムの一つだそうで、このプログラムを通して、実際に子どもを育てるということがどういうことなのか学ばせるのだそうです。
小麦粉の袋は大切に扱わないとすぐに汚れるし袋が破れて中身が出てしまいます(体重が減る)。
絶対一人ぽっちにしてはいけないというルールもあるので大変です。
日本ではこういう教育プログラムを聞いたことがないので、たぶんないのだと思いますが、なかなか興味深かったです。
日本の学校でもやればいいのに…
他のクラスメートはフラワー・ベイビーの世話に飽きてくるのですが、主人公の Simon はフラワー・ベイビーの世話を通して、自分を捨てて家を出て行った父親のこと、そして自分を育ててくれた母親のこと、母親の友人の Sue や自分のクラスメートたちのことを考えられるようになったのです。
そして彼はフラワー・ベイビーを通して大きく一歩成長するって話です。
この作者 Anne Fine は、現在(1996年時点で)イギリスでベスト・ライターの一人だそうです。
彼女はあの Madame Doubtfire (映画の『ミセス・ダウト』)の原作者でもあります。
映画では Robin Williams がずいぶん笑わせたり泣かせたりしてくれましたが、子どもを通して親が成長していく話でした。
今度、『ミセス・ダウト』も読んでみたいです。
(画像がなぜか幅広で…)
てっきり赤ちゃんのクッキーか何かと思っていたら
フラワー・ベイビーというのは、重さ3kgの小麦粉をつめた袋を赤ちゃん(フラワー・ベイビー)に見たてて一日中世話をし、重さを量り、日記をつけるというものです。
これはアメリカやイギリスの学校で行われている教育プログラムの一つだそうで、このプログラムを通して、実際に子どもを育てるということがどういうことなのか学ばせるのだそうです。
小麦粉の袋は大切に扱わないとすぐに汚れるし袋が破れて中身が出てしまいます(体重が減る)。
絶対一人ぽっちにしてはいけないというルールもあるので大変です。
日本ではこういう教育プログラムを聞いたことがないので、たぶんないのだと思いますが、なかなか興味深かったです。
日本の学校でもやればいいのに…
他のクラスメートはフラワー・ベイビーの世話に飽きてくるのですが、主人公の Simon はフラワー・ベイビーの世話を通して、自分を捨てて家を出て行った父親のこと、そして自分を育ててくれた母親のこと、母親の友人の Sue や自分のクラスメートたちのことを考えられるようになったのです。
そして彼はフラワー・ベイビーを通して大きく一歩成長するって話です。
この作者 Anne Fine は、現在(1996年時点で)イギリスでベスト・ライターの一人だそうです。
彼女はあの Madame Doubtfire (映画の『ミセス・ダウト』)の原作者でもあります。
映画では Robin Williams がずいぶん笑わせたり泣かせたりしてくれましたが、子どもを通して親が成長していく話でした。
今度、『ミセス・ダウト』も読んでみたいです。