さりチャンの「英語多読」宣言!!

次は・・・めざせ300万語♪♪
英語で楽しみたい★さりチャンの読書記録★

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THE LOST WORLD

2010-01-21 22:12:38 | Oxford Dominoes
Oxford Dominoes two  YL 2.6 語彙レベル700 総語数8900


シャーロック・ホームズの作者コナン・ドイルの作品です。

むずかしい単語はないのですが、ちょっと読みにくい感じです。
文章の作りが少しむずかしいのかもしれません。

Challenger 教授、 Summerlee 教授、旅行家でスポーツマンの Lord John Roxton、そしてこの物語の語り手でもある Edward Malone の4人が、絶滅したはずの恐竜を捜しに南アメリカのアマゾンの奥地に行くという冒険物語です。

Malone がこの冒険旅行に参加したわけは他の3人と違っていて、
そもそも…
彼は愛する Gladys Hungerton に結婚を申し込んだのですが、彼女に「私の夫になる人は勇猛果敢な冒険家で有名人でなければならない。」とあっさり断られてしまいました。

こんなわけで彼はこの冒険旅行に行って彼女の愛を勝ち取るしかないと思っちゃったワケなのです。

ところが死にそうなほど危険な冒険をしてイギリスに帰ってきたと思ったら、彼女はごく普通の銀行家と結婚していたのでした。。。あらまぁ…

考えようによっては(いい意味で)こんな男、現代に存在するのかなぁ。
Malone はどう見ても草食系ですが、がんばっちゃうわけです。

三銃士に登場した中世の男もそうでしたが、19世紀の男もどうやら女性に振り回されているようですネ。

この作品はSF小説でしょうけれど、恐竜や冒険より人間の生態がなかなかおもしろいです。


THE THREE MUSKETEERS

2010-01-20 23:55:12 | Oxford Dominoes
Oxford Dominoes two  YL 2.6 語彙レベル700 総語数8600


そうです。
この表紙は、チャーリー・シーンです。

ちなみに、このときの映画の配役は、
D'Artagnan クリス・オドネル
Aramis    チャーリー・シーン
Athos    キーファー・サザーランド (『24』の人)
Porthos  オリヴァー・プラット

『三銃士』 という映画は見ましたが、ドタバタ西洋チャンバラ喜劇という印象しかなく、誰が出ていたかまるで覚えていません。
てっきりチャーリー・シーンがダルタニャンだと思っていましたが、歳から考えるとクリス・オドネルが一番若そうだから彼がダルタニャンですよね。

いつも「あ、そうだった」と思い出すのですが、三銃士だけど4人なんです。
そもそも当初ダルタニャンは三銃士でも銃士でもなかったのです。

ダルタニャンが主人公なのに不思議なタイトルです。

映画ではチャンバラをしている場面しか思い出せませんが、これを読んで超悪女なミレディには感服した次第です。
彼女も実在の人なのでしょうか。。。だとしたら、コワッ。
(登場人物はダルタニャンを始め史実の人物が多数いるそうです。)

物語は結局、ダルタニャン+三銃士 ミレディ というお話になっていきます。

これを読む限りでは、「それにしても男ってバカね~」 なんて通り越して可愛らしささえ感じられました。

この Oxford Dominoes シリーズは教材用のようですし、こういうのを読んで少年少女は学んでいくんですねぇ。

有名な言葉 「一人は皆の為に、皆は一人の為に」(One for all, all for one.)は、この作品が出典だそうです。