理屈を付ければそりゃ アーチストも芸能人の枠に入るが、この人達の特徴は、
自己主張が強く、地方周りを苦とせず、何処でも歌わせてくれるのなら顔を出す
スタイルだ、場合によっては100歳前後の車椅子のご老人も見にくる。
彼らは実にトークが上手で、下手なお笑い芸能人よりも受けが凄く聴いていてとても面白い。
自己主張が生きてて彼らを守る前衛隊も良く見かけて、一座の様な総合力も持つ
離島であれ、田舎の公民館、青年会主催のステージにも、何かの小さな海浜の催し物にも、
顔を出すことが多い、まるで地方遊説の政治家の様にネームバリューに影響力を持つ、
しかも彼らは60歳超えても、70歳超えても孫を連れてファンが公演に来てくれる。
まるで同期会の集まりの様に、みんな顔を合わせ白髪、ハゲ、オバタリアンで集まってくる。
凄い集客力を持っているのは、息が何十年と長いため身体さえそのアーチストが丈夫なら
80歳超えてもステージに立ち、いわば歌いながら戦死する恰好なのです。
どういった高齢者アーチストがいるのかって・・・
さだまさし、井上陽水、泉谷しげる、長渕剛、谷村新司、ユーミン、中島みゆき、
アルフィー、矢沢永吉、小田和正、南こうせつ、ショーヤン、武田鉄矢、財津和夫・・
まだまだ他に何十人もおられる。
吉田拓郎は残念ながら体調不調だろう実質引退の様にもう、出てこない様だ
この様にこの彼らの脅威的な生きの長さは何処から来るのか、それは彼らに共通して
言えることは全国を廻り来てくれる人達を大切にし、どんな零細的なみかん箱ステージの
催し物でも嫌な顔を見せずに明るく振る舞い、元気を与えエネルギーを与えているから
だろう・・。
地方の聴衆は決して一生懸命やってくれるアーチストを裏切らない、だからこそ
彼ら高齢者アーチストは世代を超えて尚も生き続けるのです。