ビートルズとの想い出
そうですねぇあれは中学1年の時、体操クラブが終わるまで、何だか待ってくれていた二人の
友とトランジスターラジオを聴きながら帰り
いつまでも一位を続ける「抱きしめたい」という曲がエレキではない
しょうもない歌のバンドで「ビートルズ」だとわかり、みんなして評判になっていた。
◇
姉は男っぽいハードな曲もどんどん聞く本格的な尊敬に値するリスナーだった
聞くとLPを買ったという、シングルは「シー・ラブス・ユー」B 面
「アイル・ゲッチュ・ユー」だった
この辺は何度歌ったことか英文で丸暗記している。
そのうち出す曲、出す曲がビートルズは必ず一位になる。
そういう事が「レッドツェッペリン」に破られるまで10年近く続くことになる。
そして彼らが日本に来るというのだ
もう、テレビに姉と釘ぎ付け
姉は興奮してギャーギャー喚いてる。これをきっかけに元々、体操演技で目立ちたがり屋だった、
おいちゃんは修学旅行のおこずかいで銀座「ACB」で「タックスマン」を見た帰り に念願のエレキを秋葉原
で買う。
バンド組む、大学は絶対東京と短大までしか入れられない困窮する母を振り切り
ドカタをやりながらビートルズを目指した。
残念ながら「レット・イット・ビー」が悲しく流れその試写会でビートルズの解散を
実感したんだ・・・。
セミプロにもなった
・・・
そんなビートルズを追いかける人生だった。