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バナナはおやつではありません

映画感想。
個人的感想なので
あなたの鑑賞の目安にはなりません

カオルちゃん最強伝説シリーズ3本

2006年02月12日 | Vシネ系統
    「カオルちゃん最強伝説1」
1970年、中坊のリイチとガスは昔の卒業アルバムの中に、
岸和田一の暴れん坊・カオルちゃんの写真を見つける。
だが、その顔はオヤジと見紛う程のフケ顔だった??

「ミナミの帝王」でおなじみ竹内 力主演。
なんと高校生役。初めて観た時は大爆笑の連続。
全国総番を目指すため進学したカオルちゃん。
コロポックルな両親(池乃めだか、中山美保)
ヤクザ島田組をも恐れないカオルちゃんはある時喫茶店で
働く女の子に恋をする。でも、その子には父親の借金のせいで
もう一つの顔があった。
劇中、チャッピーと名付けた野良犬のエサを確保するため肉屋に。
「おどれ、わしのチャッピー勝手にバラしてくれとんねん!」と言いがかりをつけ肉確保したり、女の子の借金のお金を稼ぐためにかっぱらいのイサミちゃんの紹介の元、警察署燃やしてパトカー盗んだり動物園からサイを盗んだり。
そして、攫われた女の子を取り戻すため島田組に殴りこみ
組長「けーさつに電話しろ!」
  「女返したやんけ、女返したやんけ」とびびりまくり。
そんな無敵のカオルちゃんと引き分け?たのがサイ。
好みがわかれそう。

なんじゃわりゃこりゃ度:★★★★★
       オモシロ度:★★★★★


     カオルちゃん最強伝説2 ロシアより愛をこめて

1961年、大阪・岸和田。オヤジ顔の18歳・カオルは、"全国高校総番"になることを夢見て東京に乗り込む。その頃、北海道の海からある男が日本上陸を果たす。彼は"元ロシア高校総番"で、現在はロシアの軍人となっているアリョーシャ。"ツーテンカク"に憧れる余り、自力で海を泳いで渡って来たのだった。

カオルちゃんシリーズ2作目。
前作で学校を退学になったにもかかわらず全国総番になるため旅立つ。
一方アリョーシャはみそおでん屋のおっちゃんに拾われ生活を
しはじめるとこにカオルとう遭遇。第1戦開始!
だけど、途中でカオルを追い掛けてきた倉本(田口トモロヲ)の
放った矢がアリョーシャに刺さり中断。続きは怪我が完治してから。
カオルの言葉から関西と知り通天閣に連れてってくれと。
岸和田では妹のナターシャがチュー太(警察)に出会う。
チュー太の恋模様を描きながらカオルとアリョーシャの対決に。
「長生きして 君が生きていれば この地球はそれだけで素敵」
とロシア語で伝える。ここだけ読むと別の映画のよう。
2作目で1番面白いとこはアリョーシャからロシアに強い奴がいたが
虎と引き分けて死んだと「虎てつよいねんな」
で、ロシアで2番目に強かったアリョーシャを倒して残るは一匹。
イサミちゃん談「あれとタイマンはれのんサイくらいなもんやで」
エンドロール中に
天王寺動物園での珍事件
17才の少年トラ舎に乱入!!
「いてもうたろうと思った」
と、新聞記事が。
全体的に一作目よりパワーダウン

いてもうたろか度:★★★★★
    オモシロ度:★★★☆☆

    
      岸和田少年愚連隊 EPISODE FINAL-STAND BY ME-
大ヒット『岸和田少年愚連隊』シリーズ、遂にファイナル!!「カオルちゃん」の竹内力、田口トモロヲらと「血煙り純情篇」の千原浩史が、だんじり祭りで沸く70年代岸和田で大暴れする感動作!!



若者たちの筆おろし専門だったミツエも還暦を過ぎ、店を畳むという。ミツエの様子がおかしいと思った“岸和田最強の男”カオルは担当医を脅し上げて彼女が末期癌であることを知る。

「岸和田少年愚連隊」「カオルちゃん最強伝説」の当初の完結作。
ただ、ナイナイの「岸和田少年愚連隊」はなかったことになってるのだろうか?
話の内容的にはリイチ(千原Jr.)とカオルちゃんがそれぞれ別々な構成になってるかのように波が激しい。リイチのとこはなんか暗い。でも、カオルちゃんは全開!!
お金を手に入れるために一作目で出てきた島田組組長襲撃。
大便中無理矢理ドアを開け「うんこ出しとる暇あったら事務所の鍵ださんかい!」とか
無理矢理ご飯食べに連れてこさせ焼肉の鉄板の上に相手の手を置いて「おどれとこの鉄板はどないなったんや!弟が焼けどしてもうたやないか!金だせや!」とか串かつやでは「おどれとこの串はどないなっとんじゃ!弟の頬にささったやないか!金出せ!」などなど。
あと、カオルちゃんのセリフがだんだん言葉になってないのがふえてきた。
田口トモロヲの「タクシードライバー」の真似シーンあり。

オモシロ度:★★★☆☆