最後の弁当

2013-09-21 | 台所から…マトリョーシカ今日何食べた?

涼しくなってきたのでオットのお弁当復活

豚の生姜焼き/レンコンのキンピラ/鮭/ホーレン草と桜えびのソテー

変わり映えしない相変わらずの“ジミベン”

今月いっぱいでリタイアするオットにあと何回お弁当作れるかな。

最後の弁当は昔みたいに厚焼き玉子を入れて、

ハート型に切った海苔でも貼り付けようか、

などと考えていたら…

帰って来たオットが「最終日までしばらく休みだからね!」だって。

最後の日は半日で終わる。

お昼は娘と3人でランチの予定。

 

と言うことは…

ありゃまこれが最後の弁当になってしまった

 

 

 


秋の空にはシャンソンが似合う!?

2013-09-17 | 日記

今日は実に気持ちのいい朝だった。
澄み渡る青い空、ヒンヤリとした空気。
気を良くして乗換駅に着いたら、何だかいつもより人が多い。
連休明けのせいではなかった。
アナウンスが「人身事故」を告げている。
目の前の改札にたどり着けないくらい、人の波が膨れ上がってきた。

人混みかき分け、何とかたどり着いたホームから見た空は変わらず美しく澄みわたっていた。

こんないい日なのに…
イヤこんないい日だから…
死にたくなってしまったのか。
と考えていたら又々浮かんできた懐かしい歌…


まるでこの空 絵に描いたみたい
あまりに青すぎて 別世界みたい
死ねたらいいのに こんないい日には
走って行きたい でもどこまで行けるの?


これは「過ぎ去りし青春の日々」というシャンソンの4番。
ルイ・アラゴンの詩が元になっているが、シャンソンは意訳が多いので本当はなんて言ってるか知らない。

何故『自死』を選ぶのか。
昔はとても理解出来なかった。

今はわかるか?
わかるのだ…

『自死』を防ぐのは治療しかない。
でも治療も合わないこともあるし、治療だけでは足りないし。
『愛』も無いとね。
生きていくのはタイヘンだ
10ン年前TVから流れてきたピーコさんが唄うこの歌を耳にして、涙がボロボロ止まらなかった

『鬱』だったあの頃の私


電車通勤っていろんなこと思い出す









思い出連鎖

2013-09-17 | 日記

先週から平日仕事が入っている。

季節労働者的アルバイターである私の稼ぎ時は秋から春にかけてだ。

6時前に起きて電車を乗り継ぎ仕事先の会場に行く。

車窓からの景色を眺めていたら 急に思い出した歌詞がある。

毎朝決まった時間に起きる人の喜びは何処にあるんだろう~

河島英五の「天秤ばかり」という長い長い、長~い歌で、

どちらももう一方より重たいくせに

どちらへも傾かないなんておかしいよオーーーーーーー

と最後は大絶叫

の中で私も一緒に大絶叫するのが好きだったなあ。

 

今久しぶりにYouTubeでこの歌聴いてたら今度は高校時代の出来事を思い出してしまった。

学校帰り同じクラスのYokoyamaと駿府公園でお喋りしていた。

日が落ちたら急に寒くなって来たので帰ることにした。

その時演劇部だったYokoyamaがいきなり『三人姉妹』のラストの台詞を語り始めた。

…楽隊はあんなに楽しそうにあんなに嬉しそうに鳴っている。

  あれを聴いているともう少ししたらなんのために私たちが生きているのか

  何のために苦しんでいるのかわかるような気がするわ。

…それがわかったら、それがわかったらね!

砂場のベンチに背筋伸ばして腰掛けて凛とした声で…いやあこっぱずかしいくらい青春してた。

Yokoyamaは今何しているのだろう。

 

オッと、やばい!日付が変わった。

明日からまたしばらく早起きしなければならない。

寝る。

 

 

 

 


煙草の害について(柄本明一人芝居)  

2013-09-16 | 本・映画・音楽・芝居など

北とぴあ演劇祭 特別参加作品 9/15 18:00の部

アントン・チェーホフ作『煙草の害について』を観て来た。

いやあ、こんなに素敵な舞台を千円で観られるなんて罰があたるんじゃないかしら!

北とぴあ演劇祭実行委員の皆さんありがとう!

 

チェーホフ、と言えば「桜の園」「ワーニャ伯父さん」「かもめ」「三人姉妹」「イワーノフ」

登場人物は殆どみんな憂鬱のタネを抱え、人生に絶望しているイメージが浮かぶ。

今まで何本か『チェーホフ』の芝居を観てきたが

残念ながら面白いと思ったことはなかった。

チェーホフは読んだ方が面白い、と内心思っていた。

この『煙草の害について』は30数年前、養成所の授業で知った。

劇団民芸の鶴丸さんという方が私たちの前で演じてくれたのだった。

なぜか鶴丸さんは閉じた瞼にクッキリと目ん玉を描いていた。

(レディ・ガガのあのメイクだ)

『煙草の害について』はタバコの話しなど殆ど無い脱線芝居だった。

 

今日『煙草の害について』を腹抱えて笑いながら

結婚の現実に舞台をのたうちまわる老学者に大いに同情し

ちょっぴりほろ苦い思いを噛みしめ観終わったあと

滑稽と悲哀!ああ、チェーホフじゃん!と感動したのである。

 

柄本明さんはそれはそれはチャーミングでありました。

 

今日の柄本さんのメイクはこの写真よりもっとヨレヨレで老けて汚くなっていたよ

初演から20年経ってるらしいからメイクじゃないかもね(嘘でーす)

 


家出するモノアラガイ

2013-09-15 | 猫の額・・・日陰の庭

最初にオカシイと思ったのは1週間前の事だった。

メダカの水鉢に現われた小さな巻貝発見、タニシか?

調べてみたらタニシではなくモノアラガイかサカマキガイのどちらからしい。

さてメダカと同居させていいものやら?

とりあえず空き瓶に入れておくことにしたのだが…。

翌朝メダカにエサをやろうと外に出てビンの中を覗いたら…いない

そして水鉢の中に…巻貝発見

ダイブした

いくらなんでも…まさか

再び巻貝君を保護して家出しないようエサもしっかり与え家の中に置くことにした。

 

その後現われた極小巻貝、チビ巻貝の2匹が新たに加わり、

空き瓶を大きいものに替えたのが昨日の事だ。

 

今朝 エサをやろうとビンを覗いたら巻貝が1匹しかいない。

また家出かよー

よく見れば

ビンの横に…貝

戻してやろうとしたら中身が無いのに気付いた。

それにビンの中には何やら白いモノが浮遊している。

左上の白いのはガラスに張りついている巻貝

 

中央右寄りに見える白いのが『身』

えええ脱皮

この白いモノが生きているやら死んでいるやら。

分からんがとりあえず裸じゃ困るだろうから貝殻をビンの中に入れたが

もう何がなんやら分からんぞ~

 

気を取り直しメダカの水鉢をきれいにお掃除し

 

育ち過ぎた水草も手入れして

メダカのミナサンは今日も元気