秋の空にはシャンソンが似合う!?

2013-09-17 | 日記

今日は実に気持ちのいい朝だった。
澄み渡る青い空、ヒンヤリとした空気。
気を良くして乗換駅に着いたら、何だかいつもより人が多い。
連休明けのせいではなかった。
アナウンスが「人身事故」を告げている。
目の前の改札にたどり着けないくらい、人の波が膨れ上がってきた。

人混みかき分け、何とかたどり着いたホームから見た空は変わらず美しく澄みわたっていた。

こんないい日なのに…
イヤこんないい日だから…
死にたくなってしまったのか。
と考えていたら又々浮かんできた懐かしい歌…


まるでこの空 絵に描いたみたい
あまりに青すぎて 別世界みたい
死ねたらいいのに こんないい日には
走って行きたい でもどこまで行けるの?


これは「過ぎ去りし青春の日々」というシャンソンの4番。
ルイ・アラゴンの詩が元になっているが、シャンソンは意訳が多いので本当はなんて言ってるか知らない。

何故『自死』を選ぶのか。
昔はとても理解出来なかった。

今はわかるか?
わかるのだ…

『自死』を防ぐのは治療しかない。
でも治療も合わないこともあるし、治療だけでは足りないし。
『愛』も無いとね。
生きていくのはタイヘンだ
10ン年前TVから流れてきたピーコさんが唄うこの歌を耳にして、涙がボロボロ止まらなかった

『鬱』だったあの頃の私


電車通勤っていろんなこと思い出す









思い出連鎖

2013-09-17 | 日記

先週から平日仕事が入っている。

季節労働者的アルバイターである私の稼ぎ時は秋から春にかけてだ。

6時前に起きて電車を乗り継ぎ仕事先の会場に行く。

車窓からの景色を眺めていたら 急に思い出した歌詞がある。

毎朝決まった時間に起きる人の喜びは何処にあるんだろう~

河島英五の「天秤ばかり」という長い長い、長~い歌で、

どちらももう一方より重たいくせに

どちらへも傾かないなんておかしいよオーーーーーーー

と最後は大絶叫

の中で私も一緒に大絶叫するのが好きだったなあ。

 

今久しぶりにYouTubeでこの歌聴いてたら今度は高校時代の出来事を思い出してしまった。

学校帰り同じクラスのYokoyamaと駿府公園でお喋りしていた。

日が落ちたら急に寒くなって来たので帰ることにした。

その時演劇部だったYokoyamaがいきなり『三人姉妹』のラストの台詞を語り始めた。

…楽隊はあんなに楽しそうにあんなに嬉しそうに鳴っている。

  あれを聴いているともう少ししたらなんのために私たちが生きているのか

  何のために苦しんでいるのかわかるような気がするわ。

…それがわかったら、それがわかったらね!

砂場のベンチに背筋伸ばして腰掛けて凛とした声で…いやあこっぱずかしいくらい青春してた。

Yokoyamaは今何しているのだろう。

 

オッと、やばい!日付が変わった。

明日からまたしばらく早起きしなければならない。

寝る。