醜女の日記

2013-04-21 | 日記

「目がしじみ」以来、どうも自分の顔が気になり始めた。

その昔、感じやすいお年頃に読んだ『醜女の日記』や『ナタリーの朝』の影響か、
幸いなことに顔の美醜には興味を持たずに生きて来れた。

それよりもお年頃の私には顔よりスタイルの方が問題だった。

『醜女の日記』に出てくる主人公は素晴らしい声の持ち主の歌手で、彼女を愛する老紳士もいれば、ハンサムなピアニストもいる。
それなのに、ああ!それなのに彼女は整形するのだ。

『ナタリーの朝』のヒロインは自分をブスだと思いこんでいるが、ボトムレスバー(クラブ?)でアルバイトをしているくらいだからスタイルはいい。
当然彼女もいい男に愛される。(パティー・デューク主演で映画にもなった)

『醜女の日記』サビーヌとの違いは、ありのままの自分を受け入れ、自立して行く道を選んだことだ。

さっき洗面所の鏡に映る自分の顔を見ていたら、昔読んだこの二冊の本のことを思い出した。

若い頃の私って実によく本や映画に影響されたなあ。

“目がしじみ”や“頬っぺがブルドッグ”に悩む私にいい影響与えてくれる本や映画って何か無いか!?

婆さん猫ですが目はパッチリ!