演技派ヒラリーとジェリーが大人の愛を見せてくれます。ジェリーは死んだ夫を演じますが、決して泣ける話ではなく心が温かくなるヒューマンドラマです。アイルランドの美しい自然にも魅せられます。ジェリーの演じる役目もジェリー。聞き間違いかなと思いましたが~。ww
2008年 アメリカ ラブロマンス、ヒューマンドラマ
2008年10月8日 試写会(ワーナーマイカル・シネマズ・新百合ヶ丘)
監督・脚本 リチャード・ラグラヴェネーズ
原作 セシリア・アハーン
出演 ヒラリー・スワンク(ブラック・ダリア、ミリオンダラー・ベイビー)、ジェラルド・バトラー(幸せの1ページ、300<スリーハンドレッド>、オペラ座の怪人)、ジェフリー・ディーン・モーガン(グレイズ・アナトミー2)、キャシー・ベイツ(アバウト・シュミットほか)
(出演作品などは私が観たものに限る)
ホリー(ヒラリー・スワンク)はニューヨークでチャーミングな夫・ジェリー(ジェラルド・バトラー)と暮らしていたが、二人は裕福ではなく、いつになったら家を持ち、子供を作れるかわからなかった。喧嘩をしても仲直りのできる愛のある二人だったが、彼は脳腫瘍で死んでしまう。仕事もできず、引きこもるホリー。しかし、死んだはずのジェリーからカセットテープが届く。彼は手紙を届けるので、それに従えと声を残していた。その手紙にしたがって服を買い、カラオケに行き、彼の故郷であるアイルランドを友人たちと訪ねる彼女だが・・・。
この二人が主演と知って、あちこちの試写会に出しまくったらなんとかうまく当たりました。友人と行った試写会はシネコンが会場。快適な設備でご機嫌でした。
ヒラリーは30代前半ですが、この映画では29歳から30歳。角度によってはかなり老けて見えるので回想場面の19歳は辛かったなあ~。顔も濃いから、本来濃い顔のジェリーが薄く見えるほどの有様!とはいえ、激しい喧嘩をしてはすぐに仲直りのできる愛のある夫婦を好演。エキセントリックな役が多かったヒラリーが、ごく普通の女性をかわいく演じていました。いきなり未亡人になってしまったホリーですが、この引きこもりっぷりがまた、ヒラリーの独壇場。汚い部屋の中で夫の下着とシャツに身を包んで髪もぼさぼさ。そんな姿で古いミュージカル映画(白黒)と一緒に振り付けまでして歌いまくるのです。引きこもりなのに、はじけていましたね。アイルランドの酒場で男性に声をかけるかどうか逡巡するところも、かわいらしくヒラリーもこんな純な女性が演じられるんだなあと感心しました。
夫のジェリーはとってもチャーミング。ジェリーを演じたジェリーは、本当の彼はこんなかなと思わせるお茶目振り。ちょっとお下品だけど憎めないし、可愛いのです。でも、そんな彼がニューヨークで成功するのはとても難しいのですね。日本だって同じことですよね。すごくよくわかります。
そして、美しいアイルランドの景色を背景に描かれるジェリーとの出会いの回想シーンも、夢のよう。こんな景色があってよいものかと思うほどでした。そこで運命的な出会いをする二人なのですが、ホリーは再度尋ねて、酒場でビリー(ジェフリー・ディーン・モーガン)に出会うのですが、これがまた、魅力的な男性なんですよね。(見た顔だと思ったら、グレイズ・アナトミーでイジーが恋に落ちる心臓病患者を演じていた人でした!)
その上、ホリーは本当に自分がやりたかった人生をジェリーの手紙をきっかけに手に入れるのです。ジェリーはもう、この世にはいないけど、ホリーのことを本当に愛していたし、彼女がより良い人生を送れるようにと守ってくれているのだと思います。よくある安易なハッピーエンドでなかったのが大人風味でよろしかったです。
後半脚本がもたついた感じがしたのと、ホリーの女友達があまり魅力的でなかったのが残念でした。
2008年 アメリカ ラブロマンス、ヒューマンドラマ
2008年10月8日 試写会(ワーナーマイカル・シネマズ・新百合ヶ丘)
監督・脚本 リチャード・ラグラヴェネーズ
原作 セシリア・アハーン
出演 ヒラリー・スワンク(ブラック・ダリア、ミリオンダラー・ベイビー)、ジェラルド・バトラー(幸せの1ページ、300<スリーハンドレッド>、オペラ座の怪人)、ジェフリー・ディーン・モーガン(グレイズ・アナトミー2)、キャシー・ベイツ(アバウト・シュミットほか)
(出演作品などは私が観たものに限る)
ホリー(ヒラリー・スワンク)はニューヨークでチャーミングな夫・ジェリー(ジェラルド・バトラー)と暮らしていたが、二人は裕福ではなく、いつになったら家を持ち、子供を作れるかわからなかった。喧嘩をしても仲直りのできる愛のある二人だったが、彼は脳腫瘍で死んでしまう。仕事もできず、引きこもるホリー。しかし、死んだはずのジェリーからカセットテープが届く。彼は手紙を届けるので、それに従えと声を残していた。その手紙にしたがって服を買い、カラオケに行き、彼の故郷であるアイルランドを友人たちと訪ねる彼女だが・・・。
この二人が主演と知って、あちこちの試写会に出しまくったらなんとかうまく当たりました。友人と行った試写会はシネコンが会場。快適な設備でご機嫌でした。
ヒラリーは30代前半ですが、この映画では29歳から30歳。角度によってはかなり老けて見えるので回想場面の19歳は辛かったなあ~。顔も濃いから、本来濃い顔のジェリーが薄く見えるほどの有様!とはいえ、激しい喧嘩をしてはすぐに仲直りのできる愛のある夫婦を好演。エキセントリックな役が多かったヒラリーが、ごく普通の女性をかわいく演じていました。いきなり未亡人になってしまったホリーですが、この引きこもりっぷりがまた、ヒラリーの独壇場。汚い部屋の中で夫の下着とシャツに身を包んで髪もぼさぼさ。そんな姿で古いミュージカル映画(白黒)と一緒に振り付けまでして歌いまくるのです。引きこもりなのに、はじけていましたね。アイルランドの酒場で男性に声をかけるかどうか逡巡するところも、かわいらしくヒラリーもこんな純な女性が演じられるんだなあと感心しました。
夫のジェリーはとってもチャーミング。ジェリーを演じたジェリーは、本当の彼はこんなかなと思わせるお茶目振り。ちょっとお下品だけど憎めないし、可愛いのです。でも、そんな彼がニューヨークで成功するのはとても難しいのですね。日本だって同じことですよね。すごくよくわかります。
そして、美しいアイルランドの景色を背景に描かれるジェリーとの出会いの回想シーンも、夢のよう。こんな景色があってよいものかと思うほどでした。そこで運命的な出会いをする二人なのですが、ホリーは再度尋ねて、酒場でビリー(ジェフリー・ディーン・モーガン)に出会うのですが、これがまた、魅力的な男性なんですよね。(見た顔だと思ったら、グレイズ・アナトミーでイジーが恋に落ちる心臓病患者を演じていた人でした!)
その上、ホリーは本当に自分がやりたかった人生をジェリーの手紙をきっかけに手に入れるのです。ジェリーはもう、この世にはいないけど、ホリーのことを本当に愛していたし、彼女がより良い人生を送れるようにと守ってくれているのだと思います。よくある安易なハッピーエンドでなかったのが大人風味でよろしかったです。
後半脚本がもたついた感じがしたのと、ホリーの女友達があまり魅力的でなかったのが残念でした。
私も簡単にくっついてハッピーエンドでないところはよかったと思います。
女友達は確かに・・・ですね。
ホリーの女友達は完全に彼女の引き立て役でしたね。ま、それも仕方ないのかな?
ヒラリーの着ていたお洋服がみんなカワイかったです。
アイルランドで出会ったビリーが全然私のタイプではなかったのでノレなかったのかも(笑)
ホリーはああいう包容力あるタイプが好きなのね~。
アイルランド男性は、ミチさんの好みではなかったのかな?オダジョーのような、しょうゆ顔ではなく、かなり濃いタイプでしたものね。