ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

Dr.パルナサスの鏡

2010-02-15 | 映画 た行な行
ヒースがこの映画の撮影半ばで亡くなったことが広く知られています。完成できないのじゃないかと危ぶまれましたが、彼の友人たちの協力のおかげでこんなに見事に完成。ヒースの遺作となりました。奇想天外なストーリーに、CGを多用した極彩色でファンタジックな創造性が見事です。

2009年 アメリカ アドベンチャー、ファンタジー
2010年2月1日 ワーナーマイカル・シネマ・新百合ヶ丘
監督 テリー・ギリアム(ブラザーズ・グリム他)
出演 ヒース・レジャー、(ダークナイト、ブロークバック・マウンテン他)、クリストファー・プラマー(イルマーレ、ニュー・ワールド他)、ジョニー・デップ(パイレーツ・オブ・カリビアン、チャーリーとチョコレート工場、ネバーランド他多数)、ジュード・ロウ(マイ・ブルーベリー・ナイツ、ホリデイ、クローサー他多数)、コリン・ファレル(マイアミ・バイス、ニュー・ワールド、フォーン・ブース他多数)、リリー・コール、トム・ウェイツ
(プレビューは覚え書きのため、出演作品などは私が観たものに限る)

古風な旅芸人一座がロンドンの町にやってきた。馬車に舞台装置一式を乗せた様子は、まるで一時代前からタイムスリップしたようだ。中でも中心になっているバルナサス博士(クリストファー・プラマー)は、怪しげである。しかも、何かにおびえていた。彼は不老不死と引き換えに、娘が16歳になったら悪魔に渡す約束をしていたのだった。娘・ヴァレンティナ(リリー・コール)は何も知らずに、記憶障害の男・トニー(ヒース・レジャー)に恋をした。もうすぐ16歳になるのだ。

ヒースは鏡の中に入ってからのシーンを撮る前に亡くなったとのこと。なので、彼の友人たちが「鏡の中に入ったら姿かたちが変わる」という設定にして代役を勤めてくれました。そして、そのギャラを彼の遺族に遺してくれたというのも、トムちんが「自分も出たい」といったけど「本当の友達にでて欲しいから」と断られたというのも、知られていますね。
おかげで、ヒースだけじゃなく、ジョニー、ジュード、コリンのファンも映画館に繰り出すことになったのでは?ちなみに、友人はジョニーファン、私はジュードファンです。
さて、ヒースの出演場面が思ったより多く、違和感なく物語が展開します。奇想天外な鏡の中の世界や、CGを多用した目に楽しい、想像力を掻きたてられる作品ですね。
内容がどう・・・というのじゃなく、楽しめる映画って意味で、かなりの高得点。しかも、ヒースに再会できるのです。改めて、惜しい俳優を亡くしました。そして、遺作が完成してとても良かった・・・。そんなことを感じた一作でした。

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2 コメント

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Unknown (むんみー)
2010-02-16 23:18:39
ジョニーファンの友人です。^^;
4人1役という変わったものでしたが、、
鏡の中で変わるというのが
上手い設定だと思いました。
思ったよりヒースが出ていて、
この作品を完成させてくれたことが
嬉しかったです。
つくづくヒースの急逝が惜しまれました。

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ヒースと素敵な男たち (ももママ)
2010-02-16 23:48:14
映画自体は正直、好みじゃなかったのですが素敵な男たちを見せてもらって満足・満足。
ちょっと本来の目的と違うけど、楽しませてもらいました。
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