ももママの心のblog

猫が大好き。有料老人ホームで生活相談員をしています。映画が好きだけど、なかなか見られません。

福祉施設のパン

2008-12-03 | こんなの食べたよ
11月17日から今日まで、実質12日間の間、知的障害者の通所施設へ現場実習のために通っていました。2週間半とは短いような長いような・・・。

私は介護の仕事を約3年ほどやってきましたが、今回は社会福祉士の資格を取るためのステップとして通信教育を受けていて、今回の実習はその一環です。通信教育は1年と8ヶ月。自宅で学習してリポートを提出する、2回のスクーリング、1回の現場実習という3本柱があるのです。

たった1回の実習で、しかも12日間という限られた日数です。福祉学部の大学生はもっと長い期間実習が受けられるらしいのですが、通信教育を受けている人はほとんどが仕事をしている社会人です。それぞれの職場を休んで(有休などを使って)実習先に通うのは、12日間でも至難の業だと思います。夏には7日間のスクーリングがあったので、すでに有休を使い果たしている人もいるかもしれません。

私は夏にすっかり懲りて、8月末で仕事をやめてしまったため今はフリー。なので余裕を持って実習先に臨むことができましたが、それでも慣れない通勤だけでも緊張し、経験したことないことを毎日経験し、知的障害者という知らない世界に飛び込んで、毎日アップアップしたというのが、事実のところです。

とても社会福祉士になっていきなり現場でよい仕事ができるとはとても思えず、自信喪失・・・ていうのが今の心境です。大丈夫かな?私・・・?

私が行った実習先は、とある知的障害者の通所授産施設で、就業のための支援をしていました。知的障害者の背負っているものの重さ、生きにくさは想像以上でした。また、ご家族の苦労も垣間見え、そのご苦労も想像以上。そして、職員さんの対応の素晴らしさも想像以上でした。質の高い職員さんがそろっているので、学ぶべきものが多く、充実の12日間でした。準備不足を後から気がつくなど、恥をたくさんかいてきましたが、それもまた勉強だったと思います。

画像はその施設の食品班が作っているパンとクッキーです。パンは天然酵母を使っているそうです。地元ではとても愛されていて、お値段も手ごろ。手作りで数が限られているのが残念ですが、パンは生協などにも出しているそうです。もちろん、今夜おいしくいただいちゃいました。

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