
キャンプ用に使っている固形燃料は20gと30gの2種類で炊飯用がメイン、普段は0.5~0.7合炊きなので20g、それ以上の時は余裕を見て30g、或いは気温等の状況により使い分けている。メーカー表示では20gの燃焼時間は10~15分、30gは20~25分となっている。
この固形燃料を入れる火皿を使うと、裸の状態より火力は落ちる代わりに、燃焼時間が20gで25~30分、30gだと35~45分まで延びる。炊飯だと総じて弱火の方が失敗のリスクが少ないのが火皿を使用する理由。トランギアメスティンTR-210、0.7合、20gの場合で、概ね着火後10分で沸騰、そこから10分程煮て、残りで最後の水分を状況を見ながら飛ばして炊き上がりとなる。
固形燃料に付属のアルミのカップよりも火皿の方がこの弱火、長時間燃焼には効果的。二次的にはポケットストーブが汚れないというのもあるが、これはストーブにアルミ箔でも敷いておけば防げる。デメリットは僅かではあるが荷物が増える事。
下の写真では手前からヨドバシ購入品、ホームセンター購入品、ダイソー購入品の順、深さが微妙に異なり、深いほど火力は落ちる代わりに燃焼時間は延びる。この中ではヨドバシが一番深く、次いでホームセンター、一番浅いのはダイソー品。材質はヨドバシとホームセンターがSUS、ダイソーはアルミ、価格はどれも100円前後。今日の昼飯はダイソー品と20g固形燃料でTR-210炊飯をしてみた。
もう少し火力が欲しかったり、炊飯とおかずでストーブを使い分ける時は固形燃料とアルストの組合せもあるが、実際のところアルストは燃料を必要最低限に抑えればコンパクトになるが、そうでないとそれなりには嵩張るので、むしろBRS3000TチタンガスストーブとOD缶110の方がパッキングも使い勝手も良い様な気もする。