M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

キャンプツーリング:2022/8 尾瀬高原ハンモックキャンプ

2022-08-23 15:18:03 | Motorcycle/Touring

【20220822-23】

昨今の不安定な天候では、出発地点と目的地だけでなく、経由地の天気も併せて確認の必要があるが、やっと全行程2日連続で晴、曇の天気が確保できそうなのでDDハンモックの実戦投入ともう一つ目的があってキャンツーに出掛けてきた。

ルートは凡そこんな感じ。

今日は少し出発が遅めだったので、10時に休憩がてら寄った道の駅から電話予約。念の為軽量コンパクトなTagar2テントも積んでいったが(テントマークのモノポールインナーテントと迷った、サイズ、重量はどちらもほぼ同じ)、これでハンモック泊決定。

桐生で食材購入、曇とは言えまだ気温は高いし、途中寄り道するのでクーラーバッグと保冷用の氷はあっても、生ものはサラダ以外避けた。

花見ケ原森林公園キャンプ場チェック。K62から結構奥に入っていくから、荒天の時はがけ崩れ等に気を付けた方が良いかもしれない。

ここは少し前に電話では問い合わせ済みで、一応ハンモックキャンプ可、バイクの乗り入れも可能との事だったが、数日前に予約が必要で、この日も管理棟は閉まっていた。ざっと見ただけだが、ハンモックキャンプには余り向いていないように感じられた。

ささの湯@650は貸し切り状態。温めのお湯の露天風呂が気持ち良かった。ほぼ無味無臭、柔らかい感じ。湯量が多かった。貴重品ロッカー@100はお金が戻らないタイプ。

キャンプ場着は1430 朝管理人さんに電話した時に、先に設営を始め、ほぼほぼ終わったら連絡してくれれば集金に行く、と言われたので先に設営開始。

☆ライダーズアイ尾瀬高原オートキャンプ場 

キャンプ場の管理はロッジチャティだが、予約等は管理人さんの携帯に直接連絡可。水道はあるが飲用には適さないので持参(途中の道の駅でも汲めるとは管理人さん談)かチャティに寄って水を貰う。ただ今回はバイクという事もあり積載制限を配慮してくれた様で、宿泊者も少ないからか、管理人さんがポリ容器に入った水を届けてくれた。一応5Lのウォッシャブルウォータータンクは持参してはいたが助かった。バイクは1,650円/人。

近所の温泉等の割引券が貰える。知っていたが敢えてささの湯利用、理由はキャンプ道具満載だと、人の出入りの多い温泉は盗難リスクから避ける、一旦キャンプ場に到着して設営したら、セキュリティ面からも動きたくない。 

サイトは基本的に片品川の土手で3段に分かれる。

一番川に近い下段は奥行きがあるが日陰は無い。

反対方面

ここから川に降りられる。

中段は桜の木が多くて日陰があるが、陽が差さない分、地面はウェット気味だがハンモックでは気にならない。地面は比較的平ら。木が多いのでハンモックの場所を選びやすく、ここに泊まった。サイドスタンドはめり込まない。落ち葉は多いが薪になる様な枝は全く落ちていないのは、良く手入れされているからか。プルージック用の枝を探すのに困った。

上段はバンガロー等が並び、端の方ならテントが張れる場所もあることはあるが、あまりお勧めではない。トイレはこの坂を上った上段、中段の中間にあり、水洗、洋式が一つ、和式が3つ、トイレットPは潤沢。

奥は水場。

ハンモックはテントと違い物の収納が出来ないので、今回はトップケースでは無く、防水バッグにして出来るだけ荷物を一纏めにし、後はリッジラインに吊り下げ。

ワークマン帆布フィールドシートは大分使っているが、一向に柔らかくならない。

タープは道路(通路)側を落して目隠しし、川に面した側を190cmのポールで立ち上げた。風が弱かった事もあり、寝る時もこのままの状態。

なんだかんだで結局昼飯を逃してしまい、16時頃から昼飯用に購入したカレーパンを食べたりしていた。

百均炭とウッドストーブのテスト。二次燃焼が確認できた。最近は薪も価格が上がり気味で、百均の炭は軽量、安価で比較的調達も容易で煤もほぼ出ない。 2~3時間も燃えれば調理等にも十分なので積極的に使う方向でいる。着火剤等を使えば着火も左程面倒ではないが、全体に火が回わり、調理に必要な火力が出る状態になるにはやや時間が掛るから、それを見越して火おこしを始めるべき。

今回は使いかけの文化焚きつけを持っていったら、ジップロックに収納していたにも関わらず、この夏の暑さで含浸されていた灯油が揮発してしまったようで、火が付かない。さて困ったと思ったが、ハリケーンランタン用に持参のパラフィンオイルを、文化焚きつけにまぶして事なきを得た。まあ次案としてはガスバーナーで炭を炙って着火と言う手もあったのだが。

夕飯はサラダとハンバーグ、それにパン。 ハンバーグは湯煎。

カゴメのトマトジュースCM・・・「野菜をたっぷりとらなゃぁ、だちかんぞ」というのを知っているだろうかw

ランタンはオイルが無くなるまで燃やしっぱなしにしたから芯の角が角ばったので、帰宅後に芯の角をハサミで丸めて綺麗な炎になるようメンテナンスしておいた。

登らないCTで峠道を走ったせいか、久し振りのキャンプのせいか、疲れたので19時半頃にはハンモックに入った。最初はTシャツとトレーナーパンツだったが、11時頃から寒くなりトレーナーの上を着て、夜中にはモンベルULSS#5を引っ張り出して潜り込んだ。気温的には20℃くらいまでしか下がらなかったが、ハンモックは下から冷える。葉の様子を見ると9月に入ったらそろそろ紅葉が始まるかもしれない。

最初貴重品の入ったウェストバッグは足の間に置いて寝ていたが、股を開く感じで股関節や足が痛くなってきたので、途中から財布と携帯だけハンモックのポケットに移して、バッグはリッジラインに吊り下げた。

断続的だが眠れた。ただ朝起きてトイレに行こうとしたら、何となく三半規管がおかしい感じで、眩暈を感じ足元がふらついたのはハンモック酔いか?!でも3つ持っているハンモックの中では、これが一番安定してバナナにもなり難いと思う。

撤収の時、タープはリッジラインに掛けたまま、半分の半分の半分まで折り畳み、その後は1/3理論で畳み、地面に置かずに収納袋に入れた。概算数字だと350x350>180x350>90x350>90x180>90x90>30x90>30x22、ハンモックはスネークスキンで仕舞うのでこれも地面に着けずに収納。

帰りもほぼ同じルート、途中大福の自動販売機を見つけ、写真を撮るためにUターン。後で気づいたが、この自販機の価格、1個入りでも2個入りでも680円となっている。開店、いや開館前だったからそれ以上は分からなかったが、少しググったらここは「須田彫刻美術館」というところで本業は石の美術館で、サイドビジネス的にこの大福を販売しているらしい。

家の近所のいつものGSで満タン、この時Odoは丁度22,000km、これがもう一つの目的。実は9月3日でCT購入から丁度2年になる。特に今年は諸事情で年間12,000kmは未達だが、何とか22,000kmは達成したかったのでその意味では満足。

酷暑の夏もそろそろ終盤、これからキャンプは後半戦、良い季節になるので期待したいところだが、どうも天候が不順なのと、最近地震が多いのが気になる。


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