
定期健診の時刻がずれて朝一からのDLのメンテナンス作業が出来なくなった為、一週ずらして今日に変更、SBS成田はスタッフ2名だから、お客がたて込むと手が廻らなくなるのだ。
メンテナンスと一緒に半年前から取り置きしてもらっているクチバシ(Beak)も装着。やっとクチバシが付いたのでSuper Beakとでも呼んじゃおうか、それともDucky (Duck)にしようかなんてね、いやぁ冗談ですよ、たまにいい年をしたオッサンでもバイクに名前をつけたり、この子とか呼んでいるのがいる様だけど本件に関しては「たかがバイク、されどバイク」じゃなくて「たかがバイク、ゆえにバイク」じゃないかと思っている。
1.Eオイル・フィルター:オイル5千キロ/フィルター1万キロ毎の定期交換。最初に20Lデポしたオイルも残り2回分になった。ただ、20L使い切った後もオイルメンバーの延長が10L単位で可能。
2.Rブレーキパッド(純正):私はリアを割り良く使うので、3万キロでの交換は妥当なところか。残量は1.2mm位かな。リテーナーがついている効果もあるのか片減りも偏摩耗なく摩耗限界まで使えブレーキ性能の落ち込みは少ないかもしれない。普通はパッドが減って薄くなるとバックプレートが熱を持ちベーパーロックを起こしやすくなるがそれも防げる。社外品のパッドだとリテーナーが付けられるのか不明、新品パッドに面取りがなかったのもリテーナーが付いているからなのか、鳴きは無い。なお、パッドの材質はかなりメタリックな感じで肌理が細かい。ピストンの掃除をしてくれた。F側のパッド残量は半分強、もう暫くは交換不要。
3.ブレーキフルード(純正):2年が経過、前後共少し劣化してきているので(リアの方が汚れている)、パッドと一緒に交換しておけば安心。どうせなら社外品のate製を使ってみたかったが、結局今回の整備までに入手出来ず、ただ1L缶では余るので誰かとシェアするのが良いかもしれない。
4.プラグNGKCR8EIA9:装着されていたのはDENSOのIU24Dだったが、少しでも安く上げたかったのでWebショップで購入し、持ち込みとした。電極部分を含めてかなり綺麗な状態で4本の内2本は錆無しだった。5万キロ位持つんじゃないかと思ったがちゃんと交換してくださいだって。
5.エアクリーナーフィルター(純正):99%オンロードなので砂や土埃の汚れは少ない。オンロード専門で距離を乗らないなら乗り換えまで無交換というケースもあるかもしれない。ブローバイガスの吹き出し口?は写真上部のスポンジ部分。このスポンジの底部にはブローバーガスのオイルが付着していたがフィターに汚れは着いていなかった。プラグとエアクリの交換でやや低下気味の燃費が改善してくれれば嬉しい。
6.クチバシ:昨今クチバシ付きのバイクは多くてそれ自体は別に目新しいものでもないし、XTが発売になる数ヶ月前にネットで類似の形状のものがアップされていたりもしていた。
勘ぐるにノーマルのDLを発売した時点でクチバシ付きのデザインは既には存在していたんじゃないかという気もしている。クチバシのルーツはスズキのデザインみたいなこともほざいているが、それなら何故途中でそのレガシーを放棄したんだと言う突っ込みもしたくなる。
交換については個人で作業をしたものを含めて複数が既にネットでも上がっているので細かい説明は省くが、この店ではクチバシ装着の経験がスタッフ個人のDL650AL3を含めて数台あるが、フロント部分のカウルを全て外した方が結局早いとの事。理由は4枚目の写真の部分がクチバシと入れ替わるわけだがこの部分の脱着が全て外さないとはめ込み複雑で、爪が折れる為。最も元には戻さない前提ならそれでも構わないのだが。
費用の集計は以下に、但し工数については全作業トータルの中で調整しているので参考値。
Eオイルフィルター(オイル代は0):パーツ¥1100+工賃¥1400
Rブレーキパッド・リテーナーセット:パーツ¥6400
プラグ交換:工賃¥900
F/Rブレーキフルード交換(含むフルード代):工賃F¥2700+R¥1800
エアクリーナーフィルターアッシー:パーツ¥3200+工賃5400(含むクチバシ装着)
小計:¥22900x1.08=¥24732
XT用クチバシ(含むボルト類):パーツ¥6210
プラグ4本(NGKCR8EIA9):パーツ¥5864(@1466x4)持ち込み
合計¥36806
10時にスタートして全部終わったのは12時過ぎ。作業終了後店長が試乗。3万キロでのエンジン劣化は殆ど無いとの事、ちなみに店長の愛車はグラディウス650。
その後銚子まで走ってきた。カウル類の脱着をすると何故かファスナーやボルトが緩んだり脱落したりする事がまま有るので出来るだけ試乗をしておくに如くはない。プラグやエアクリを交換した違いは感じなかった、ただ気持ち程度スロットルの付きが良くなった位か、ブレーキも強めに踏んで一応当りを取るようにはしたが、初めから普通に効いたので問題ない。
銚子といっても毎度書くが海鮮物はあまり積極的には選ばない、「魚より肉、スイーツは別腹」、今日の昼食は「一心」でカツカレー¥460、「さのや」で今川焼き¥130と決めたのだが。
一心のカレーは酸味が強い。或いはカツの脂っこさを酸味の効いたカレーでさっぱりするという考えもあるかもしれないが、私の好みでは無い。ソースで中和?しようとしたが、これがまた酸っぱいんだなぁ~、それとルーが粉っぽい、香辛料の粉っぽさとも違うというか香辛料は殆ど入っていない感じ。カツはまあ値段相応。このコンビニ弁当の価格レベルで揚げたてのカツと暖かいご飯、手作りカレーが食べられるコスパは良いのだけども。
今日の陽気だとTシャツ、バックとチェストプロテクターを付けてコットンジャケット、パンツはPK716でメッシュファスナーを全開。銚子までのルートは利根川土手道と海辺だから風を取り込めば比較的涼しいし、渋滞も無いので温度計の表示ほどには暑さは感じないし、DLはエンジンからの熱気の遮断が優秀で真夏の渋滞でさえ股火鉢状態にはならず快適なので助かる。
さてバイクのメンテナンスも終わり来週は2泊3日で自炊宿湯治ツーリング、宿の予約も済ませ、実はツーレポのドラフトも書き上げてある、だって古新聞みたいなツーレポをいつもでもダラダラと引っ張りたくないからねw
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