Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

駿府保友会に出席

2008-05-18 18:45:34 | Weblog
 今日は午前中は登呂会出席、午後3時から駿府保友会が静岡ホテルアソシアで行なわれ、午後7時からはアイセル21で男声合唱団の練習日である。
 この駿府保友会について話したい。
 駿府保友会は、国鉄末期職場が乱れ混沌とした時代に発足した保線の会である。 当時労使、労々関係も苛烈を極め、行く先を失った巨大組織は大海を彷徨うばかりであった。
 このような時鉄道線路を管轄する各管理局の保線課の仲間がこうした時であっても北海道釧路から鹿児島指宿に至るまでの線路が繋がっている。この線路を守り抜くことを誓って、各管理局保線課に「保友会」なるものが出来た。静岡管理局にも「駿府保友会」が発足した。
 この発足時保線課補佐の立場にあり、「駿府保友会」設立に携わった。この「駿府保友会」の25回目の総会が開かれた。
 会は100名弱の現職とOBが顔を揃えた。その比率は半分半分といった感じであった。私はこの会には毎年出席しているが、以前は多くの先輩が来て頂き、現職には厳しいがありがたい言葉をかけていただいた。今は線路状態も保守に力が注がれているのか落着いた会話が出来ている。
 私はいつの間にか、OBの中でも年齢が上のほうになった。それだけ現職の人は知らない人が増えたことであり、自分が年を取ったということを実感させられた。
 現職の保線課長からは、現在の線路整備の進捗状況、マルタイ等の外注化、安全対策の推移等がパワーポイントで説明があった。
 課長は平成2年JR東海に入社したとのこと、国鉄時代を知らない人が、今の鉄道の先頭で指揮を取っている。そして話には揺るぎない自信も感じられた。
 これも民営化された以降、安定したJR東海であるが故か、改善策が矢継ぎ早に取り入れられている事によると考える。時代の流れに隔世の感を覚える。
 これも会社が健全に伸びていることと、労使関係が良好であり、意思の疎通ができているからこそ前向きな施策が取れているからであると思った。
 その後、誘われてOB数人と現職の人とで2次会に行った。酔いもあって会話も弾んだ。この会は私が半生を費やした鉄道の集まりであり、程よい刺激を与えてくれる会となっている。
 午後7時からは男声合唱団の練習があり、途中で抜けてアイセル21に向った。
                 5月17日のことを記す。
 

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