熱は下がったものの
お互い長引く風邪
買い物を行き渋ってる妻
冷蔵庫の中が少なくなってきた
常備してる冷凍ウドン
これも例外ではなかった
仕方なく近くのローソンへ
ちょっとした小腹を満たすもの
そんなものを買ってきた
その中にカップラーメン数個
普段はめったに買わない
カップのフタに派手な印刷
いわゆる
ご当地名店シリーズ
それにつられて
余りよく見ず数個勝った
「あ~らめずらしいわネ」
目ざとい妻が見つけた
と同時に
「これって
アソコのラーメンじゃな~い?」
確かにフタには
なじみの酔○ラーメンの名
繁華街のど真ん中に有り
我が店から500メートルぐらい
もちろん食したこと有り
ならこの手のラーメンが
どのぐらい本物に近いのか?
さっそく妻に作る
「どう?本物と比べて」
「う~ん わかんない?」
「わかんない」
この店は繁華街にあり
飲んだ後しか行ったことがない
ラーメンを食べに行ったのではなく
飲んだ後の小腹を満たすため
だから
本物自体の味がわからない
そう妻がおっしゃいました
確かにその通り
それに爺は思い出しました
確かこの店
上にのせるキムチを
自分で自由に乗せられる
この手のシステムに貪欲な妻
乗せなきゃ損とばかり
いつもたっぷりキムチをのせる
こうなりゃ
ラーメンの味もへったくれもない
ふとみると製造発売者
北海道中川郡と書いてある
これもまた微妙である