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爺の遠吠え

思いつくままに
 遠吠えできたらいいなぁ~

カウントダウン

2008-12-28 | Weblog


姑から嫁へ
その家の家風、しきたり、味
それらが伝えられた
いまや
そんな時代は終わりつつある

12月初旬の
恒例の妻の忘年会
メンバーの息子が
結婚して数ヶ月で別れた
ただ今その元嫁と係争中
その話をきっかけに
話題は嫁と姑で盛り上がり
2次会のビッグエコー
妻が一曲歌っただけ
だそうな
ならカラオケなんか行くなよ
そう突っ込みたくなる

息子や嫁が
妻の実家には良く行くが
こちらにはトント来ない
誰かの愚痴に
ほぼ全員がうなづいたそうな

寄り付かなければ
その家の味は伝えようもなく
当然嫁の味になり
その子の家も
またその嫁の味なり
伝統は失われる
仕方がないことである

爺自身
結婚前に両親が亡くなり
義理の母がいても
別居してるので
妻は嫁姑問題を知らない
我が家の味は
妻の実家の味になった

妻の実家で初めて食べた
しっぽくうどん
うどん王国で暮らす爺
そんな爺でも初経験
おいしかったが
まさかこれが
我が家の
年越しソバになろうとは...

大晦日の夜7時ごろ
夕食を囲み
除夜の鐘を聞く前に
おそばを食べる
それはざるそば
爺幼少の折のスタイル

ところがどうだ
我が家の年越しソバは
あのしっぽくうどんになっちゃた
激変なのである
そばがうどんに
まぁ~長いからいいけど
それよりも
夕食自体が
しっぽくになったこと
今まで夕食+年越しソバ
だったのが
しっぽくうどんだけになった
これはどうやら
妻の実家のというより
妻の手抜きのような気がする

おかげで
我々や育ち盛りの子供たち
3杯おかわりは当たり前
年越しソバのおかわりは
それまで経験がない

こんな我が家の年越しソバも
3人の子供たちは
それぞれの嫁の年越しソバに
変わっていく
仕方がないことである

妻のその味を
しっかり継承したのは爺
今や爺得意の料理
妻も認める腕になりました

妻と違うところは
材料にこだわらないこと
鶏肉は必須だけど
加える野菜群は
何でも入れちゃう
先日入れたサツマイモ
結構好評でございました

そして爺オリジナル
最後に片栗粉を入れる
とろみが出て
ぬくもること請け合い
たとえ
片栗粉がダマになっても
それはそれで
ぬるりとした食感があり
おいしい

早いもので
大晦日がもうすぐ
入れる機能が
失われつつある爺
せめて年越ししっぽくうどんに
今年は何を入れてやろうか


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