「ちょっと私出かけてくる」
思わぬ妻のお言葉
妻の頭に後光が見える
彼女の食事の用意をば..
そう思って重い腰を上げる前
体調が悪い爺にとって
このときの言葉はうれしかった
妻の爺への思いやり?
いえいえ
妻は爺の体調不良は知りません
彼女の頭の中は今は歌舞伎
いつも一緒に行く友達が
ご家族の入院で行けなくなり
その連れを探してる
喫茶店をしてる第2候補へ
話しに行くとのこと
当然そこでお食事
理由なんてどうでもいい
貴重な2時間の休養時間
それだけで爺は幸福です
いたむ胃
はじめて胃の場所を自覚
それよりも心配なのは下痢
なんせ3時間後は仕事なの
屁とアレとの区別が出来ない
とてもとても
アドベンチャーな気分
幼少より爺のお腹は直行便
何か悪いものを食べると
即刻トイレへ
その時のお腹の痛いこと
そこで
下痢してもいいで~す
だけどお腹は痛まないで
神様にそう祈っていたものでした
でも爺はお詫びします
神様へ
下痢のときは是非腹痛と一緒に
複痛のない下痢は
とてもとてもデンジャラス
そして結果はサプライズ
人間はえてしてエテ勝手
その場その場での勝手な願い
来世は絶対に女たらしに
そうお願いしましたが
取り消します
多分女たらしにも
女たらしなりの苦痛がある
そう思えるようになったのです