妻よごめんなさい
モこ助よ
お許しください
妻の便秘歴は
年季が入ってる
2、3日は当たり前
同情はしたものの
その苦しさが
わからなかった
ちょっと来て来て
そう叫ぶ妻の声に
ついつられて行ってみると
見たことのない妻の笑顔
指差す便器に
も~りも~り
そんなことする
妻の人間性に
強い怒りを
感じたものである
ごめんなさい
爺はそう思ったことを
深く謝ります
トイレで砂をかく音
警戒警報発令である
もしそれが大だったら
数秒後に必ずおこる
ドドドドと言う音
リビングのテーブルを
駆け上がり
出窓へジャンプ
そして
みゃ~お みゃ~お
おたけび
食事中だったら悲劇だ
食器をひっくりかえす
なんて再三再四
最後に楽しみにし残してた
大好きなおかずの皿に
後ろ足に付いた猫砂が
ぱら~り
ってなこともありました
何がこんなにうれしいだろう
コイツは絶対イカレテル
そう思っていました
ごめんなさい
出ました出ました
出てしまいました
寝てる妻を起こして
見せたい気持ちです
まだまだ生きたいので
思いとどまりました
出窓へ走っていって
外へ向かって
出た出た出た
そう叫びたいです
この日曜日
キャバクラにでも
走って行きたい心境
ザマス