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船橋情報ビジネス専門学校

身近で起きた出来事を更新していきます!!

+36.8%

2023-06-19 09:00:00 | Weblog

こんにちは就職指導室の遠藤です。
国内IT大手4社の企業の2022年度の決算が発表になりました。注目すべきは数字は、「前年比+36.8%」です。早速、紐解いていきましょう。

 

 先日、大手IT各社の2023年3月期連結決算が発表になりました。大手各社の売上をまとめると以下のようになります。

社名 売上 前年比
NEC 3兆3130億円 +9.9%
NTTデータ 3兆4901億円 +36.8%
日立製作所(IT部門) 2兆3890億円 +10.9%
富士通 3兆7137億円 +3.5%

 各社とも、コロナ禍の影響をものともせず、好調であることがうかがえます。好調な要因のひとつに、国をあげてのDX(Digital Transformation)の推進を挙げることができると思います。

 NTTデータに注目して下さい。NTTデータの年間の売上額が前年比で+36.8%は、NTTデータの一人勝ちだと思います。これは、単にDXの推進のみでは説明ができません。では、NTTデータの好調の要因は何でしょうか。

 NTTデータの決算が好調である要因は、海外事業の展開です。NTTデータの海外事業は、2006年の時点で100億円でした。しかし、現在は海外事業の売上を1兆円まで拡大しました。富士通の海外事業は、売上に占める割合が3割台の過ぎません。しかし、NTTデータの場合は6割に達します。NTTデータは、海外事業展開が好調であるため、来期は首位の富士通を抜き、トップに躍り出ると予測されています。迎え撃つ富士通はどう展開するでしょうか。来期も目を離せません。

 

 今年の就職状況は、相変わらず好調さを維持しています。昨年まで、コロナ禍が進行していたため、旅行や飲食業界が採用を控えていましたが、今年は復活しています。このため、空前の売り手市場となりました。就職指導室には、連日、内定を頂けたとのうれしい報告が後を絶ちません。

 写真は、先日参加した日比谷野外音楽堂のコンサート会場の一コマです。梅雨の合間の晴天、夕暮れ時、涼しい風が通り抜ける絶好のコンディションでした。(開演前の撮影OKの時間帯にパシャリです)


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