吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

蒼伊宏海『渋谷金魚3』ガンガンコミックスJoker(2017年12月22日初版発行)

2018-04-04 07:02:56 | 紙の本を読みなよ 槙島聖護
これ、紹介するのが躊躇(ためら)われるトンデモナイ漫画なんです。

※蒼伊宏海『渋谷金魚3』・・・『なんじゃこりゃー!?』な表紙。

 渋谷の街に突如出現した空を泳ぐ巨大な金魚・・・その金魚が人を襲って食べる!(ンなバカな!)

 気が付けば渋谷の街は何と巨大な金魚鉢の中に収まっていたのです。
 渋谷は大パニック!絶望的な状況の中、主人公たちは生き残りを賭けて金魚の群れに闘いを挑む!

※ゲゲッ!グロい!人を襲う金魚!(作者に画力がナイのでかえって助かってます)。

 第1巻では逃げ回るだけだった主人公が、第2巻では金魚への反撃を試み、ついに第3巻では渋谷の街を取り戻すべく金魚に闘いを挑むのです。

 日常慣れ親しんだカワイイ金魚が凶暴化!?・・・ってよく見ると金魚って色は綺麗だけどアンマリ可愛くナイかも。
 凶暴な金魚たちがナゼかカタコトっぽい日本語を(コトバの意味を知らずに)話すのが異様な不気味さを醸しだしてます。

※『渋谷金魚1』から・・・アナタも今日からイトミミズ・・・金魚って怖い!

 コイツ等がまた凶暴!
 金魚にとってはアタリマエなのかもしれないですが、エサとなるイトメメズの立場になってみればこーゆー感じに違いナイのです。

 第3巻では捕らえた金魚を片っ端から解剖する科学者も登場して、ゾンビ映画 "The Day of The Dead" の様相を呈してきます。

※これもキョワイ!・・・"The Day of The Dead"
 "The Day of The Dead" は2作ありますが、ジョージ・A・ロメロ監督作(邦題「死霊のえじき」)の方です。

 この作者って日常を破壊したい願望あるンでしょうか?徹底した破壊ぶりで、気持ちワルイのになぜかクセになる、そんな漫画です。
(気持ち悪さに耐えられる人にだけオススメします。)


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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無料のとこまでは読んでいましたが、 (井浦新)
2018-04-04 11:22:06
ぜっしゃか!といい、
管理人さんはどーいう頭脳なのか?┐(´д`)┌ヤレヤレ
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書店で偶然見つけました。 (管理人)
2018-04-04 12:45:19
先日、ある団体の運営委員会に出席したところ、足代として図書カード(¥2,000-)を貰ったので早速書店へ・・・。
えー山田正紀っていまは推理小説しか置いてないンだ~『ばくおん!』も新巻出てナイし~、と見て回っていて、あまりにもヘンな表紙(とプロット)に魅かれて3巻まとめて『オトナ買い』してしまいました。もうすぐ4巻も出るらしい・・・。
しかし(私のブログを読んでいる人の中に)コレ知っているヒトがいるとは思わなんだ!
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ヒェ〜 (きなこママ)
2018-04-04 14:33:00
モバちゃん、これはグロい。

進撃の巨人は 面白かった。
巨人が金魚になったのなら
ひょっとして 読めるかもしれません。
うう。。。。む。

モバちゃんおススメは 大概飛びつきますが
今回は 思案中です。
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Re>ヒェ〜 (管理人)
2018-04-04 15:18:10
いやいや、これはちょっと・・・。
なかなかオススメはしにくい・・・。
あまりにもヘンなのでつい買ってしまったというのがホンネです(世の中にはこんなマンガもあります、ということで)。
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ところで・・・🐵。 (管理人)
2018-04-05 09:39:57
この漫画を『いぬやしき』を描いた奥浩哉が絶賛しているらしい・・・🐵。
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Unknown (井浦新)
2018-04-06 06:57:38
ああ、やっぱり。
いぬやしきも無料までだがイイもの。
返事はいらない。

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いぬやしき・・・🐵。 (管理人)
2018-04-06 12:20:24
最後はメテオから地球を救うために2人が力を合わせるストーリーだった。
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チラ見で、読む勇気は無い (Unknown)
2019-07-31 11:26:41
②いっきに殺れ。

小さい金魚にチビチビ食べられて早く殺してよ…これマジ嫌です_| ̄|○

⑥アラジンの絨毯ならいいのに。

あ~可愛いな~
何とか人を襲わないように
出来ないかしら♡

ほら
背中に乗って
空とか飛べたら
ステキじゃない!?
byチカ姉

もうね、表紙の自衛隊員に期待。
頑張って読んでね!
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それ、充分読んでますって! (管理人)
2019-08-01 08:10:35
⑥では『試写版』として、もう一人の主人公『三条庵』から見た渋谷金魚事件が収録されています。この話ではスティーブン・キングの『アンダー・ザ・ドーム』のようにガラス(?)状の物質に渋谷の街は取り囲まれていて、脱出不可能・・・まさに『金魚鉢の中に閉じ込められた状態』になっているようです。
かなりブチ切れた自衛官サン・・・行方不明の『貂』に代わる戦力になってくれるのか、今後に期待です。
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