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吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

ヨハネ黙示録の四騎士をAI画像生成してみました。

2024-12-01 12:00:00 | 紙の本を読みなよ 槙島聖護
 AI画像生成シリーズです。
 私はキリスト教徒ではありませんが、聖書のヨハネ黙示録はたまに読みます。
 世界の終末を予言している趣の文書で、異端とされた時代もあったそうです。

 世界の終わりと聞くと我々非キリスト教徒は暗いイメージを持ちますが、キリスト教を信じる人たちは『神の国が出現する』と明るいイメージを抱くそうです。

 さて『世界の終わり』をもたらす黙示録の四騎士をさっそくAIに画像生成してもらいましょう。わくわくっ❗

〈ヨハネ黙示録〉
6:1羔羊その七つの封印の一つを解き給ひし時、われ見しに、四つの活物の一つが雷霆のごとき聲して『來れ』と言ふを聞けり。

6:2また見しに、視よ、白き馬あり、之に乘るもの弓を持ち、かつ冠冕を與へられ、勝ちて復勝たんとて出でゆけり。

6:3第二の封印を解き給ひたれば、第二の活物の『來れ』と言ふを聞けり。

6:4かくて赤き馬いで來り、これに乘るもの地より平和を奪ひ取ることと、人をして互に殺さしむる事とを許され、また大なる劍を與へられたり。


6:5第三の封印を解き給ひたれば、第三の活物の『來れ』と言ふを聞けり。われ見しに、視よ、黒き馬あり、之に乘るもの手に權衝を持てり。

6:6かくてわれ四つの活物の間より出づるごとき聲を聞けり。曰く『小麥五合は一デナリ、大麥一升五合は一デナリなり、油と葡萄酒とを害ふな』

6:7第四の封印を解き給ひたれば、第四の活物の『來れ』と言ふを聞けり。

6:8われ見しに、視よ、青ざめたる馬あり、之に乘る者の名を死といひ、陰府これに隨ふ。かれらは地の四分の一を支配し、劍と饑饉と死と地の獸とをもて人を殺すことを許されたり。


6:9第五の封印を解き給ひたれば、曾て神の言のため、又その立てし證のために殺されし者の靈魂の祭壇の下に在るを見たり。

 封印は全部で七つあります。

 詳しく読みたい方のためにウィキのURL(↓)を掲載しておきます。

https://ja.m.wikisource.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%81%AE%E9%BB%98%E7%A4%BA%E9%8C%B2(%E6%96%87%E8%AA%9E%E8%A8%B3)

 AIの進歩は凄まじいですね。




「海底二万マイル」に登場するノーチラス号のカタチを考えてみた

2024-11-27 12:00:00 | 紙の本を読みなよ 槙島聖護
 Gemini画像生成シリーズ。
 ジュール・ヴェルヌ作「海底二万マイル」に登場するノーチラス号をAIに考えてもらいます。


※ジュール・ヴェルヌ『海底二万マイル』

 すでに潜水艦は実用化されていて日々進化しています。今更感が強い気もしますがヴェルヌが考えたレトロなイメージの視角化を図ることにします。

 実は『海底二万マイル』は既にウォルト・ディズニーによって映画化されています。東京ディズニーシーにあるのが実物大模型です。ディズニー凄いわ‼️


※アトラクション『海底二万マイル』

※停泊中のノーチラス号


※ノーチラス号全体像

 これを超えるデザインを早速AIに考えてもらいましょう‼️

 さあ、どんなデザインか❔

※フツーっぽい潜水艦(イカはサービスか❔)

※なぜか魚雷攻撃してる~‼️

 これでは原作から離れ過ぎ❗
 原作通り船首に衝角(ラム)を付けよう。

※浮上して攻撃するのかっ‼️

※麦わら帽の一味になってしまった⤵️💦
 『衝角(ラム)』から『ラム(牡羊)』のイメージになったようだ💧


※衝角というより機雷⁉️

※何とか使えるカンジになってきた。


※どうしてもトゲトゲにしたいらしい。

※下部のトゲトゲは要らないンだが・・・。


※使えそうな感じになってきた。

※まだ下向きの角に拘るかっ❗


※これはイイ感じに‼️


※レトロな感じも満載で、これを決定稿にします。

 お付き合いありがとうございました。















『世界の支配者』に登場するエプヴァント号はどんな姿をしていたのか?

2024-11-18 15:15:00 | 紙の本を読みなよ 槙島聖護
 ジュール・ヴェルヌ(1828-1905)が考えたエプヴァント号という万能の乗物をAIを使って考えてみました。

※ジュール・ヴェルヌ『世界の支配者』

 空飛ぶ巨大艦『アルバトロス号』を駆ったロビュールが再び現れ、今度は万能の『エプヴァント号』で世界の心胆を寒からしめます。

 地上を高速で走り、空を飛び、水に潜ることもできるエプヴァント号。いったいどんなカタチだったのでしょう?

 早速Geminiに指示を出してみましょう。

 こんな指示です。『画像生成依頼です。お題は「ジュール・ヴェルヌの小説『世界の支配者』に登場する万能の乗物エプヴァント号」です。エプヴァント号は時速200キロで走り、水の中に潜り、翼を展開して空を飛ぶこともできます

 さて、どんな画像が・・・

※飛行機と潜水艇が分かれてしまった⤵️💦。

※飛行機と潜水艇がどうしても一緒にはならないようだ。


※え💧空を飛んでる方がエプヴァント号⁉️

※これでは飛べんだろっ❗

※うーん、速くなさそう。

※昔のSUV⁉️

※地上を走ってる分にはイメージ近い。


※どうやって飛ぶんだろう❓💦


※これで水に潜る⁉️ウ、ウソや❗ウソや言うてくれ‼️

※ボンドカーみたいになった💦


※まんま飛行機

※現代の技術ならこうなるか‼️
 意外だがこれはアリかも❗


※これならナットク❗ですね♥️

--------------つづき--------------

※潜るのはオススメできません。

※あーあ、潜っちゃった。

※なかなかイイ出来に。

※カッコいい‼️


※これは傑作‼️


※これは「やり過ぎ」です⤵️💦











『征服者ロビュール』のアルバトロス号はどんなカタチをしていたのか?

2024-11-02 10:21:00 | 紙の本を読みなよ 槙島聖護
 ジュール・ヴェルヌ作『征服者ロビュール』に登場するアルバトロス号をGeminiによる画像生成で考えてみました。

※ジュール・ヴェルヌ『征服者ロビュール』
 気球や飛行船しかない時代に画期的な航空機を登場させたSFです。

 飛行可能かどうかはともかく、常識的には扉絵(↑これもGeminiで画像生成しました)のようなスタイルだったと思われています。

 実はディズニーによって『征服者ロビュール』は映像化され、アルバトロス号(↓)も復元されています。

※ディズニー版『アルバトロス号』
 ジブリ映像『天空の城ラピュタ』に登場するワンダーシップ号のネタ元といわれてます。

 今回はまったく斬新なアイデアをAIに出してもらおうという試みです。

 AIに命令を与えて画像生成してもらいましょう。わくわくっ❗

 『画像生成依頼です。お題は「ジュール・ヴェルヌのSF小説『征服者ロビュール(Robur le conquerant)』に登場するアルバトロス号がパリ市街の上空を飛ぶシーン」です。艇体に上向に付いた多数のローターを回転させて浮かぶ想像図を考えてください。
 こんな命令を与えてみました。


※飛行船になってしまった💦

※一応ローターが付きましたがまだまだ飛行船💦

 飛行船ではありません、と命令を追加。

※飛行艇っぽい💦

 回転翼です、と命令を追加。

※今度はヘリコプター⁉️

※ドローン風に変化💦

※アルバトロスの名前に反応した💦

回転翼を増やして、と命令。

※『ゲゲゲの鬼太郎』がカラスの群に紐をつけて飛んでるみたいになってしまった💦


※戦艦+ヘリコプター❔
 イメージ的にはコレかも。


※これはイイかも♥️


※ディズニー版に近いデザインに‼️


※イイよ、イイよ。


※これが最高傑作‼️
 やや飛行機っぽくて原作の設定とは違う気もするけど、誰が見ても『アルバトロス号』と言われてナットクするでしょう。
 AI恐るべし‼️














H.P.ラヴクラフト『インスマスの影』新潮文庫/令和3年4月20日7刷(その2)

2023-03-25 15:44:00 | 紙の本を読みなよ 槙島聖護
(その1からの続き)
 なお、表題の絵は『幽霊の悪魔(チェンソーマン)』です。念のため。

 では書評に戻ります。

※H.P.ラヴクラフト『インスマスの影』新潮文庫

 第2話『ダンウィッチの怪』
 いよいよヨグ・ソトース神の登場です。
 異世界への門を司る邪神・・・と言ってもこの話、邪神自体は登場しません。
 登場するのはヨグ・ソトース神が白子の女に生ませた息子です。なお、この本ではヨグ・ソトホート神と表記されています。
 これは作者ラヴクラフトが「人間には発音できない名前」を何とか書き記そうと努力したためで、何と発音するのか未だに定説がないのです(笑)。

 山羊を思わせる顔つきをした、どこか人間離れした外見の息子は異常な速さで成長し、自らの出生について調べるさなか怪死します。実はその息子には不可視の兄弟がいるようだ、というのがストーリー。

 何かの拍子にチラと垣間見れることがあるその姿は『幽霊の悪魔(チェンソーマン)』に似ているらしいのです。

 ただし顔は半分しかないらしいです。
 左右どっちなのか、はたまた下半分なのか判然としないのですが、半分はまだ異次元に留まっているのかもしれません。

 この怪物が撃退されるまでがこの話ですが、父親であるヨグ・ソトホート神はどうしているのでしょう。今もきっと異次元からこの世界を窺っているのでしょう。

 あなたもクトゥルー神話のおどろおどろしい世界に触れてみませんか❓
 入門用として最適の一冊です。
 おすすめします。

 (つづく)