吉良吉影は静かに暮らしたい

植物の心のような人生を・・・・、そんな平穏な生活こそ、わたしの目標なのです。

私の怪奇現象体験(本当にあった不思議な話)

2024-07-29 17:31:00 | 愚行を固執すれば賢者となる
 暑い☀️😵💦毎日とんでもない暑さです。こんな季節はやっぱり怪談でしょう。
 というワケで私の怪奇現象体験について書いてみます。体験といってもワタシはお化けや怪奇現象を見たことはありません。
 「聴いた」体験だけです。

 不思議な声を聴いた体験その①
 四国八十八ヶ所の結願寺である大窪寺の裏に女体山という山があります。その山に登ったときのこと。この山には弘法大師が修行したという岩の窪み「奥の院」があるのですが、その近辺まで登ると子供が遊ぶ声が聞こえるのです。人気のない山中、子供などいるはずのない場所で楽しそうな子供の声が聞こえるという不思議体験です。
 あとで地元の人にこの話をすると「そんなんは女体山ではようあるんじゃ」と、特に反応ありませんでした。今もって何だったのか分かりません。オチも何もない話です。

 不思議な声を聴いた体験その②
 北海道バイクツーリングの際、白老ポロトコタンから室蘭に向かう途中でした。帰りのフェリーが取れず「室蘭に行けば空きがあるらしい」との噂を聞き、雨の降る夕方からカッパを着て室蘭までひた走る・・・雨の中、単調な一本道を時速80キロで走っているさなか、なぜか歌声(女性の声)が聞こえる・・・バイクで走っているのになぜ歌声が聞こえ続けるのがサッパリ分からない不思議体験でした。今考えると「単調な夜道でキツネにつままれる」体験だったのかもしれないと思います。同じ道をグルグル回り続けたり、お風呂のつもりで肥溜めに浸かる、といったアレじゃないか、と。気持ちが悪いので大声で歌を歌い続け、歌のレパートリーが無くなった頃ようやく室蘭に着きました。

 いまだに説明の付かない不思議体験です。幻聴かもしれませんが、私にとっては現実の体験でした。
 いかがでした❔
 夏の夜にふさわしい話だったでしょうか❔

〈追記〉人間は何か理由を求めたがる生き物です。過去や前世の因縁話を作り上げることをしがちですが、私は「分からないこと」を分からないままにしておける(コンフリクトに耐えられる能力がある)のは、ヘタな因縁話を作ることより優れた対処方法だと思っています。


 

私の愛車遍歴⑤スズキ ソリオ バンディット(その2)

2024-07-16 08:00:00 | 愚行を固執すれば賢者となる

 スズキバンディットSV納車から1ヶ月が経ちました。乗り込んだ感想など書き綴ってみますね。
※ハンドルに付いたスイッチでほとんどの機能が操作可能(スゲー‼️)

 センターメーターは最初ちょっと違和感があります。本来のメーター位置にあるのは小物入れ(‼️)。ハンドルの上部から見える透明なガラス状の板がヘッドアップディスプレイです。速度やギヤポジションはここに表示されます。戦闘機の照準機みたいでカッコいい❕

 ハンドルバー(横棒)の上部にチラッと見えている小さなヒレみたいな形の部品がパドルシフトです。左(-)がシフトダウン、右(+)がシフトアップ、F1で使われた技術がいまや市販車に搭載される・・・こりゃスゴイわ❕

 ハンドルバーのスイッチ類は左がオーディオ関係、右がクルーズコントロール関係です。超高級車にしかなかった機能がコンパクトカーにも搭載、感動的です。オーディオはもちろんスマホと連動してます。

 走らせてみると、最初のうちはパワーバンドを使うのが難しく感じますが、慣れれば少しクセのあるシフトが快感に変わります。車そのものはエコ重視で早めのシフトアップをする設定になってます。パワーバンドをフルに使うにはマニュアルモード(M)を使い、低めのギアでエンジン回転が上がるまで引っ張ってやればイイのです。

 ワインディングでも安心の挙動です。そもそもFF車ですからグリップ走行厳守が基本です。タイヤからスキール音が出るまで攻め込んではいけません。決して限界が高い車ではありませんが、スポーツ走行程度なら充分過ぎるレベルと感じました。

※表六甲ドライブウェイを抜けた鉢巻展望台にて。アジサイの花が咲いていました。

 最初椅子位置を高めに設定していたのですが、ワインディングではロール時に台に乗って振り回されているようで気持ちワルかった。椅子の高さを最低にした方がワインディングを気持ち良く走れることを発見しました。


※六甲山頂近くにて。

 ハイトワゴンは運転して面白くないという人にこそ、是非乗って欲しい車です。
 今までの固定観念が破壊されます。






私の愛車遍歴④スズキ ソリオ バンディット

2024-04-15 08:00:00 | 愚行を固執すれば賢者となる

 さあ困った「走り重視のハイトワゴン」なんてクルマ、あるはずないだろっ❗
 私はガンガンに走り重視だからねっ❗
 ディーラーに尋ねても「それはナイですね~」と冷たいお返事⤵️💦。

 しかーし、カタログをしらみつぶしに捜して見つけましたよ~🎵「5AGS」。
 5AGSってのはナニか❔というとMT車のミッションを使ったAT車です(通称ガシャコン)。MT車のギヤミッションを使いシフトチェンジをコンピューター制御にしたものです。発展途上国に輸出する場合は従来技術で修理ができる(コンピューターだけをブラックボックス化している)点が有利に働くので採用された、とのことです。

 「これならCVT(プーリーによる無段変速)のようなフニャフニャした加速にはならないはず」と試乗を申し込んでみました。

 試乗してみると「非力なのは隠しようもない」レベルでした・・・何と言ってもエンジンは1200ccしかないのです。いくらモーターでアシストしても加速性能は「物足りない」の一言でした(モーターがアシストしてくれるので変速は極めてスムーズでしたが・・・)。

 特に気になったのは信号待ちからの発進時です。ハイブリッド車のため停車中はアイドリングストップが働きエンジンが停止します。ここからの発進時はスターターとして働くモーターのみの駆動となるため、発進スピードを実に遅く感じます。さーらーにー、加速すると2速へのチェンジが入り速度が落ちるのです。この現象は1速から2速へのチェンジについて顕著に現れるので、発進加速にモタつきを感じてしまいます。

 しかーし‼️これはあくまでもコンピューターにシフトを委ねたATモードでのハナシ。自分でシフトをコントロールできるMTモードが設定されているのがこのクルマの強みです。低めのギヤで引っ張れる限界まで引っ張ってチェンジすればエンジンのパワーバンドをフルに使ってMT車同様の加速が可能になるはずです。もちろんMTモードでもクラッチ操作はコンピューターがやってくれるので、ドライバーは最適なギヤ選択だけに注力できるというワケです。

 5AGSはMT車の操縦感を味わえるAT車という稀少なクルマなのです。納車されたらイロイロ試してみましょう。

 ガンダムだって基本動作はコンピューター制御だ。コンピューターに頼る部分があってもイイじゃないか❗日常運転してたら峠を攻めたりする割合はせいぜい5%、あとの95%は買い物やら近場のお出掛けなんだから、そこを重視すべきじゃないか❔立体駐車場で坂道発進に神経を使うよりも他に注力するべきことがあるだろっ❗そう考えるのが真っ当なハナシではないのだろうか❔


※「ガンダム大地に立つ」のワンシーンから

 MT車に拘るのは偏狭な考え方ではないだろうか❔人間はAIを排除するのではなく、AIと共存する未来を考えるべきではないのか❔


※AIと共存する未来を選択する主人公カナタ(SYNDUALITY NOIRのワンシーン)

 などとイロイロ考えた結果、次に乗るクルマはスズキ ソリオ バンディットに決定しました❗

 ああ、契約してしまった。

 一般的な評価では「ハンドリングが軽い」という指摘があって、その点はワタシ好みではないみたいですが、試乗ではそこまで気にはなりませんでした。KYB製ショックは柔らかいがコシのあるプログレッシブな特性らしい(スイスポのモンロー製ショックには及ぶべくもありませんが)峠道をガンガン攻め込むのでなければ充分なレベルだと判断しました。

 つづきは納車後にねっ❗
 
 

私の愛車遍歴③スズキ スイフト スポーツ試乗

2024-04-13 08:00:00 | 愚行を固執すれば賢者となる

 スズキスイフトスポーツを試乗しようと思ったのです。

 これまで日産車ばかり乗ってきた私ですが、カルロス・ゴーン元CEOの国外逃亡事件以来「私の払ったおカネも巡り巡って持ち逃げされたのかっ❗(そんなはずねーだろ❗)」と思えてきて日産車を買い続ける気が失せてしまったのです。

 で「コンパクトカーしか乗らないんだったら小型車が得意なメーカーの方がイイんじゃないか」と思ったのです。スズキならバイクでよく知っていましたから(昔乗ってました↓)。


※スズキDR-bigとワタシ。

 時あたかもスイフトスポーツが「最後のホットハッチ」になるかどうかという時期(今夏にはモデルチェンジのウワサが・・・)。「早く買わないと無くなってしまうかも・・・」と本気で心配したのです。

 昨年末に安全装備が追加され「30万アップの価格で生産継続」が決まったばかり、モデルチェンジしたら手の届かない価格になるか、牙を抜かれた面白みのないクルマになってしまうかのどちらかだと思われました。

 私が買うのは「本体価格200万前後」のクルマです。200万のクルマを15年(180ヶ月)乗ったら毎月1万1千円という計算です。この他にも燃料費に駐車場代、車検代および税金が掛かります。「やっぱりクルマは贅沢品」ですね~。

 どんな高いクルマを買っても10年経てば無価値になってしまいます(減価償却という考え方です)。これを元に「毎月いくら価値が減っていくか」を計算すれば「自分が買えるクルマはどれくらいの価格か❔」の答えが出ます(経費で落とせる個人事業主を除く)。

 というワケで「今なら買える」と欲を出したのが、ノートとの別れを決定してしまいました。まだまだ乗ることは出来たはずなんですが、新しいクルマを買っても納期3ヶ月が普通ですから「壊れてから買う」では間に合わないのが現実なのです⤵️💦。

 試乗をしてみた感触は「非常に良かった」のですが、何といっても試乗なのでおとなしい走りに徹するしかなく、ストレスが溜まりました。あえて言うと、最近のクルマは安全装備でガチガチに固められていて、車線を逸脱しただけで警報が鳴ったり、障害物を感知するとブレーキが掛かったりで「MT車を操る感覚」に乏しくなっていたのですね。

 さーらーにー、困ったのがパートナーの言葉です。「もうトシなんだから乗り込み易いクルマにして」と「スライドドアは必須だからね」と条件を付けられてしまいました⤵️💦

 「えー‼️今さらハイトワゴンに乗れってぇの⁉️」あー嫌だ嫌だ「仕出しの配達するんじゃねえぞ‼️」と抵抗してみたものの、状況は不利のひとこと。スイスポの夢は儚く消えたのでした。


 

 

私の愛車遍歴②日産 ノート RIDER

2024-04-11 08:00:00 | 愚行を固執すれば賢者となる
(①からのつづき)

 プレセアに乗って13年、買い替え対象として選んだのは同じニッサンのノート(2008年型)でした。プレセアと同じくノートも二代目、フロントグリルが変更され一層精悍になっています。

 今度の色は白を選びました。黒いクルマは夏場異常に熱いことを実感してましたから(実際ボンネットで目玉焼きだって出来そうでした❗)。

 このフロントマスクは今でも「カッコいい❗」と思っています。


※エアダムスカートが大迫力のマスク

 RIDERはAUTECによる特別仕様車、特筆すべきは「ユーロサス」になってサスペンションが強化されてます。路面の継ぎ目等の段差をゴンゴン拾う代わりにハンドリングがビシッ決まるようセッティングされてます。

 運転する私は大いに気に入ってましたが、同乗者からは非難ゴウゴウでした。「このクルマは何て乗り心地悪いの⁉️」私は「フワフワサスのクルマなんか乗ったら船酔いするわい❗」と一蹴してましたが不満が溜まっているのを感じていました。

 ヘッドクリアランスが広がって室内が広くなったのは同乗者にウケていました。
 しかーし、私は狭いコックピットが好きなんだ🎵クルマの運転は気合いを入れて「よし、乗るぞ❗」って真剣勝負だ。普段着でそのまま乗り込むなんてイージー過ぎるよ。でも、この頃からクルマは天井が高くなり居住性のイイものが大半を占めるようになっていきました。

 プレセアみたいな低い車高のクルマは捜してもなくなってしまったのです。

 ノートの最高速は流石に170km止まりでした。1500ccのエンジンでは空気抵抗の大きい箱形ボディをリミッターの効く180kmまで引っ張ることはできませんでした(←あっ❗コレ、もう時効ですからね💦)。


※リアから見るとハコ型なのが際立ちます。

 パーキングブレーキも足踏み式に変わったのでブレーキターンは不可能です。トシ相応の走りをするしかありません⤵️💦。

 それなりに家庭人的な走りをしてたはずですが・・・燃費が悪い。リッター10km(⁉️)「ノートってリッター15kmくらい走るはずじゃないの❔」とカーライフアドバイザー(セールスのこと)に詰め寄ったら「お客様の場合は根本的に走り方を変えないとダメです」とあっさりかわされ、みっちり「シグナルグランプリなんかやるからでしょ」と諭されました(笑)。

 15年乗って「まだまだ走れるぞ❗」というカンジだったのですが、コンプレッサー(エアコン)、アクセルペダルと次々に壊れるに至り買い替えを考えるようになりました。「次こそはMT車を❗」と考え、最後のホットハッチ(になるかもしれない)「(スズキ)スイフト スポーツに乗りたい❗」と思い始めたのでした。