生き物はちゃんと秋が来たのを知っているのですね。
昨日はつなぎトンボなんて飛んでいなかったのに、今朝窓の外をみると沢山飛んでいました。
青空を同じ方向に飛んでいくつなぎトンボを見ていると、自然の不思議を感じます。
１００円ショップに行くともうハロウィンの商品が沢山並んでいました。
可愛らしい置物が色々あって、１００円ならと一つ買ってしまいました。
ハロウィンのお化けは欧米のものですが、こちらは日本の妖怪がオンパレードの本です。
実に様々な妖怪が日本にはすみついているのですね。
作家の京極夏彦氏によると妖怪は日本人の郷愁喚起装置なのだそうです。
妖怪が出るところには、日本人の理想の田舎や山があるそうです。
確かに、車がバンバン走り、煌々とネオンが輝くところに妖怪が出てくるはずがないですよね。
もう、理想の田舎なんてほとんど存在していない現代の日本で、妖怪は本や映像の中が住処になってしまうのかもしれません。