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映画ミュンヘン

2006-02-04 | 映画
今日から始まったスティーブン・スピルバーグ監督作品「ミュンヘン」を見てきました。

ミュンヘン ←オフィシャルサイト

1972年ミュンヘンオリンピックで11人のイスラエル選手がパレスチナゲリラの襲撃によって殺される事件がおきる。
イスラエルの諜報機関モサドから報復の命令を受け、遂行していくリーダーのアブナーと仲間たち。
任務を遂行、敵味方が入り乱れるうち、だれを信じだれを疑えばいいのか・・・混乱してくるアブナーは次第に精神的に追い詰められていく。
事実に基づいた映画だけに重かったです。
映画が終わって映画館を出るとき背中に30キロくらの荷物をしょった気分になってました。
国家と歴史がどんなに重いものかということを教えられました。
それに引きかえ現在の日本の状況はあまりに平和でノーテンキ。ある意味地上の楽園なんでしょう。

現実の世界を知ることができるすばらしい映画でした。