はれのちくもり、雨、ときどきどき全部

生きているからしかたない

打ち合わせ

2009-07-23 | Weblog


7月23日(木)

6時に起きて出発の準備。
ヒー様ギリギリまで粘り寝。

7時頃出発。
久々に出勤する人を目にする。
どこからともなくやってきて駅へ吸い込まれて行く人々。
さすが平日、さすが中央線。7時でも多い。

浜松町に着いてさらに多くなる人。
出張とかだね。
モノレールも込んでた。

飛行機に乗り込んで、のんびり本をよむ。
こんな時にしか読まない。
こんな時だから読んで面白いと思えそうなのをチョイス。


林真理子 【結婚】
結婚をテーマにした短編。
飛行機向けのさくっとよめる本。
だが、嫉妬の部分が強めだからいい気分にはなれない。
少しも面白いと思えなかった。
ついでに、わたしの肩にもたれて寝るヒー様の頭が爆睡しててやたら重かった。
寒くてくしゃみがやたら出た機内だった。
福岡に着くと、寒気は一変し猛暑。
博多駅に向かう私と、中州へ向かうヒー様。
博多駅で荷物をあずけ実家行きの電車のチケットを購入。
ヒー様と待ち合わせのカフェへ向かう。
中州で降りて10分足らずの場所なんだが、とにかく暑い。
汗だくでたどり着いたカフェは、オープンカフェでじぇんじぇん涼しくない。
ヒー様はさっそく一杯やってやがった。
ちょうどランチタイムで近くで働く人たちが多かった。
ほんのちょっとの休日気分を味わっていたのはおそらく2人だけ。

キッシュと鶏のグリルをそれぞれ注文しおいしくいただいた後は
二人とも猛烈な睡魔。
散歩して気分を変えようという策を思いつき歩き出す。
暑いが、その策は効果があったうえ残りの時間を潰すのに最適だった。

約束の14時に式場のある場所へ。
といっても、カフェから3分の場所にある。
わたしたち二人はその周辺をぐるぐる徘徊していただけ。

担当のコンシェルジュのお出迎え
いつも感心する。
かならず外で待っててくれるのだ。
ありがたい。

担当との打ち合わせより先に、映像担当との打ち合わせ。
今日のメインだ。
紹介された担当は、ボーっとしてて
大丈夫か?と心配になるかんじ
最初は反発気味だった。けど、、、
やるしかないと思いなおした様子(あたりまえのことなんだが)
2時間後
8月8日にわたしたち希望のラフ映像を作ってみせてくれることで合意した。
ちゃんとやって下さいね。おねがいします。

それから一息いれて担当のエトウさんと打ち合わせ。
招待状を楽しみにしてたみたい。
画像でしかみせたなかったから大きさにビックリしてた。
まさかA4だとは、てっきり折って入れるんだと思ってたんだそう。
そりゃそうだ。招待状ってのは封筒に入ってくるもんだ。

式の進行を確認。
必要なものの確認。
いらないものの確認。
金額交渉。
いろんな担当と必ず一回は会いたいの交渉
次の打ち合わせの確認。
先に準備したものの確認。
袋のサイズの確認。
次にわたしたちが作りたいものの確認と交渉

なんだかんだで2時間半が過ぎてた。
んでトータル4時間半の打ち合わせが終わった。
当日着の当日打ち合わせが4時間を越えるとさすがに疲れた。
しかも、わたしは実家に帰る予定でチケットを取ってたんだが
電車の時間まで30分しか残ってなかった。
タクシーに乗る距離じゃないのに、ビミョーだったから乗っちまった。
駅について預けた荷物を取り、なんとか一息つけたからよかったが
電車で寝てやろうなんて考えが甘かった。

子供二人を連れたお母さんが近くをうろうろしている。
どーやらウマい具合に指定席が取れなかったっぽいのだ。
わたしの後ろの席らしいのだが、知らないおばさんが座っている。
しかも、そのおばさんは指定席取ってないらしい。
ようやく移動したおばさんだったが、
子供一人をわたしの隣に座らせないといけないらしく
すみません。と言ってきてた。

んでそこからが怒濤の1時間半だった。
笑顔を振りまく子供に罪は無い。
子供にとって触れ合う大人がどれだけ影響があるのかわからんわけじゃない。
無邪気な子供を放置するなんてことはできず、一緒にあそぶことにした。

【どこで降りるの?】ってきいてくるんだもん
ムシできるはずがない。
【イサハヤだよ】とこたえると
【みなちゃんもイサハヤだよ】だって。
ムシできようはずがない。

打ち合わせが幸いしたのか、ペンも紙もある。
おえかきしかない。とひたすら一緒にお絵描きする。
いわれるものを書く。書いたものをほめてあげる。
そして、お星さまの書き方を教えてほしいというから教えてあげる。
純粋な子供は、わたしが書いた点と番号通りに線を結び★を完成させる。
20個くらい繰り返し、最後は点も番号もなしで★を書けるように成長。
おそろしい純度で吸収の早さにおどろく。
そしてみなちゃんのママにわたしが褒められる、妙な関係が成立した。

おえかきに飽きたらしく、別の遊びがしたくなったみなちゃん。
遊ぶものはもっていない。
紙とペンしかない。
次なるあそびは【おりがみ】
おりがみに夢中になった時期があって良かったと、この日ほど思ったことは無い。
かたつむり、ペンギンと折ってあげたのだが、ほんと大喜びだった。
後ろにママと座っているおねえちゃんも参加してきた。
みなちゃんのお姉ちゃんはダウン症で、歳はおそらくみなちゃんより5つくらいは上のはず。
こんないいかたはおかしいけど、従弟にダウン症の子がいることもあり抵抗はない。
ダウン症の子はとにかく人懐っこい。
最初の警戒心さえ取り除いてあげれば、あとは信頼して必死で自分をアピールしてくれる。
みなちゃんのお姉ちゃんは【みなみちゃん】とにかくおりがみが大好きなんだそう。
一生懸命、風船をつくってみせてくれた。
かたつむりが気に入ったみたいで、ニコニコしながら眺めてたのが嬉しかった。

もっともっとおりがみがしたいみなちゃん。
しかし駅はもうすぐ。
さみしくなったのか、
最初はおばちゃんっていわれてたのに
【おねえちゃん、また会える?】と何度も聞いてきた。
仕舞には、すごいローカルなスーパーの名前まで登場する。
【Aコープに居るから、おねえちゃんも来てね】だって。

【わかった】というものの、
どこのAコープに行けばいいのかわからん。
【どこのAコープ】と聞くも
幼いみなちゃんが知ってるAコープは、ママといつもいく近所の1軒のみ。
困惑している心を察したのか
【また会えるよね絶対 だって今日も会えたんだもん】だって。
女の子は違うね。やっぱ。

諫早につき、一緒に降りると言ってママの言うことを聞かないみなちゃんと一緒に降りた。
おねえちゃんのみなみちゃんも。

【面倒みてもらってすみません】と
チョコとジュースもらってしまった。

最初は眠れない。このやろーなんて思った。
疲れたけど、退屈しない電車の旅になった。

みなちゃん・みなみちゃん・そしてママ
また会えるよ。
ママから聞いたAコープに行きます。
いい経験させて頂きました。
なんだかんだ楽しかったであります。


そんなこんなで打ち合わせは
かなり濃厚な一日になったのでした。