はれのちくもり、雨、ときどきどき全部

生きているからしかたない

春の香木

2022-03-16 | 日々の出来事

沈丁花(シロバナジンチョウゲ)

ここ数日は暖かくというより、一気に気温が上昇。
保険の一枚を羽織って歩けば汗ばむほどいい気候。
歩いていると風にのって運ばれてくるのが、この香り。
三代香木のひとつ、沈丁花。

春の沈丁花、夏の梔子、秋の金木犀。
中でも沈丁花は一番遠くまで香りが届くのだそう。
甘く誘われる香りは魅力的だが、毒性があるのでエッセンシャルオイルには適していないのだとか。
探せばあるのかもしれないけど、今まで一度も見かけたことがありません。
いい香りだけに少し残念。
甘美さを毒を持って守るのか、
薔薇の精油のローズオットーのように、瑞々しく儚げな朝の花びらとは真逆で、少し色気のある甘さ、でもローズのような気高さはないのが沈丁花かも。少し野生的ですらある...、ローズの香りがイスラムやトルコなど西側寄りだとすれば、沈丁花はアジアの香りがする。

白い花を咲かせるのは、シロバナジンチョウゲというそうです。
この香りが運ばれてくると、あぁ春だなぁと感じるひとつ。
あとすこし待てば、淡い桃色のお花が咲き陽気な宴もはじまりそう
(まだまだコロナで自粛させられそうですが...)

触れるつもりはなかったけれど
こんな穏やかな春の陽気になってきた中、
お隣の国の上とその隣接国では戦いが続いており、いやでもニュースが目に入り胸が締め付けられるばかり。どちらの国にも言い分があるのはわかるが、トップは戦うことなく、電気も食料もある場所で過ごし、なんの罪もない国民が犠牲になるばかり、1日も早く折り合いがついて?をつけて?世界がまとまることを願うばかり。

 



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