左がアイス用に焙煎したもの
右が普通の豆
暑いです!こんな時にはじっくりアイスコーヒーを・・・時間がかかりますので短気な人には不向きです(とりあえず)
アイスコーヒーのイメージって「苦い」「くどい」ですか??もっとスッキリと考えてイロイロ試した結果 私(あくまでも 私ですから)の好きな淹れ方がこれです。
気のきいた喫茶店では水出しコーヒーの理科実験のばけもんみたいなもので一滴づつ淹れているが、私はあの味を美味しいと思った事がない。「美味しんぼ」の最終巻(102巻)で粉のコーヒーに水を入れて振り混ぜ、一晩置くというのがあった。それで同じ様にしてみるとなるほど雑味のないスッキリした味になっている。しかし、肝心の風味などもスッキリしてしまう。
エスプレッソの一歩手前の細かさで挽く
ミルは「フジローヤル」がええんやけど、私はこれを挽いた粉が均一になるように改造、調整して使っている
アイスコーヒー用に焙煎の深いモノを買ってくるか、普段のコーヒー豆を焙煎し直して深煎りにしてもええと思います。(銘柄を追求しても、淹れ方を変えるだけでひっくり返るんで自分の好きな豆を信じた方がええです)
豆の分量は160~180ccに対して豆15g(一人分・・・最低5人分は一度に作りたい)の割合で正確に計り細かく挽いて耐熱容器に入れる
出来たら左のような鶴首のポットで・・・ドンキで買った安物です
沸騰し、一息ついた湯をほんの少しだけたらし、コーヒーが呼吸し始めたら(泡が少し出始める)同じ様に細く少したらす
コーヒーのドームができあがったら中心に細く出来上がりの半分量まで湯を注ぐ
コーヒーかき混ぜ用竹ベラ
下がサイホンなんかに使うホンモノ
上が私の愛用の大工さんが使う墨壷用の竹ベラ・・・先が茶筅のように細かく割れていて、角があるので隅まで混ぜられる
コーヒーの粉が表面を覆ってしまっているので、竹ベラでかき混ぜる
そのまま10分程放置して、またかき混ぜる
後は小一時間放置し、目標分量まで水を加えて蓋をして冷蔵庫に入れる
粉と水の境目が見えなくなっているはず
右が簡易焙煎器
そこから最低15時間は置いて(一晩以上置けばええという感じでいいと思いますが、置き過ぎると別の意味でヤバイです)静かに寝かせます。精神衛生上 振ってみたり ニオイをかいでみたりしない方が
ネルで濾す方がいいと思いますが、じゃまくさいんで、なるだけ紙のニオイのしないろ紙を使ってます
その上澄みを飲めば美味しいのですが、どうしても粉が口に入りますんでろ過します。コーヒーはヘドロ状になって底に沈んでいますので、軽くかきまぜろ過します。ネルで濾すと細かいコーヒーで目詰まりを起す可能性が大きいのでペーパーでこしますが、結構時間がかかります。
美味しい砂糖(純度の高い)を煮詰めて溶かしたガムシロップを使うと格別です。お試しを・・・・気に入らんかったらゴメン
追記:冷蔵庫に保管し、出来るだけ当日中にお召し上がり下さい。