お馴染みのBOSE-501Z
相変わらず小さい
今回、ある店舗で、実際にBOSEを使う事になった。BGM的に使うのと、Jazz系が多いという事でBOSE-501Zを使い、当初アメリカンな組み合わせで・・・と考えるとマランツぐらいしかない。マークレビンソンは価格的に絶対無理!。BOSEをドライブするのにこれや!ちゅうのがない(以前LUXをBOSEに繋いでもったいないオバケが出てしまった)。
やはりBOSEをドライブするのはBOSEしかないやろ!という事でBOSE-1760Ⅱをチョイス。多分にPA(Public Address = 施設内放送)的になるやろうとの予想。
MERIDIANの上にSONY、その上にBOSEのアンプという変態的な図
ウチのリファレンスのMERIDIANを繋いで試聴。Jazzは全体的に綺麗に聞かすし、アンプが変わった事で力強さと細かく分析的なところが変わった。疲れるような音ではない。
その後、マイケルジャクソンの「BAD」をかけてみた。BADの中で「ポコ!ポコ!」とタムタムのようなMIDIで作った音が、TANNOY-LUXでは左右のスピーカの間を行き来するのにMERIDIAN-BOSEでは試聴位置の耳元-目の前と移動してゆく。これは今までにない体験であった。(前2つだけのスピーカではの話)
再生目的のCD
ビッグバンド(モノラル)やMJQ、ハービーハンコック(古い時代の)、シカコの「Night & Day」など
そこで、同じく音場が移動するEL&Pをかけてみたが、出だしのところでもはや聞く気にならなくなった。非常につまらない音に成り下がっていた。TANNOYがマイケルジャクソンを苦手とするように、BOSEのアンプはブリティッシュロックが苦手らしい。
意地悪なCD達
BAD(マイケルジャクソン)、ELP、ヴァンヘイレン、レッドツェッペリン
CDプレーヤで変化があるのかとMERIDIANが数十台買えるSONYをつないでみた。Jazz系はそれなりに耳障りも良く、細かい所は目を瞑って・・・と。
で、問題の「BAD」。
手元にマイケルは来てくれなかった。ELPも無難に聞かせ、MERIDIANではツライ ツェッペリンやヴァンヘーレンも無難に聞かせてくれた。
BOSEにMERIDIANは悪い冗談でしかない組み合わせだったが、SONYでは物足りない。しかし、このBOSE-501ZのスピーカにはBOSEのアンプがマッチしている事だけは確か。ほら言いいまっしゃろ「BOSEが屏風にBOSEの絵を上手に描いた」オソマツ!