日テレに虚偽証言、男逮捕=「小遣い稼ぎたかった」-岐阜県警(時事通信) - goo ニュース
70年代に「ほんものは誰だ?!」と言う人気クイズ番組があった。
出題はマントを羽織った3人が登場。ナレーションで「○○の日本一です」等と流れ、解答者が質問をしていき3人の中から本物を当てるクイズだった。そういえばこの番組も日テレだった。
経済や疑獄事件が起こる度にどこかの局で必ず登場する「内部関係者による内部告発」プライバシー保護として顔を映さず、音声を変えて放送しているが、このクイズ番組のように3人のうちの1人だけが本物なんじゃないだろうか?
制作者の勝手な思い込みで事件の背景や伏線を描き、それに沿った証言者が居れば、ウラを取ることも無くその証言に飛びつく。中には謝礼目当ての輩もいるだろう。そのネタがガセだったら、「どーもすいませんすぃた…」と形だけテキトーに謝っておけばイイ。監督省庁が文句を言ってきたら「報道表現の自由への妨害」と逆ギレすれば良いだけなのだ。
最後はこの騒動みたいにガセネタを持ち込んだ人間に罪を全部おっ被せて「ウチも被害者でした」でホトボリが冷めるのを待てば良い。マスコミとは実に気楽な商売だ。
日本テレビ系列の番組「真相報道バンキシャ!」が、虚偽証言に基づき岐阜県庁の裏金づくりが続いていると報道した問題で、県警捜査2課などは9日、偽計業務妨害容疑で、証言者の同県中津川市駒場、元土木建設会社役員蒲保広容疑者(58)を逮捕した。
県警によると、蒲容疑者は容疑を認めている。過去に別の報道番組に匿名で出演し、謝礼を受け取ったことがあり、「小遣いを稼ぎたかった」と話しているという。
逮捕容疑では、蒲容疑者は昨年11月中旬、中津川市内で日テレ関係者に「県の担当者から『工事をやったように見せ掛け、裏金を捻出(ねんしゅつ)してくれ』と言われた」などと証言。同23日の番組で虚偽の内容を放送させ、工事支出の一斉点検をさせるなど県の業務を妨害した疑い。蒲容疑者は同市の元係長(44)と共謀し、架空工事の発注で市から約80万円をだまし取ったとして、今年1月に詐欺容疑で逮捕された後、起訴されていた。県警によると、同容疑者はこの手口に基づき、市を県に置き換えて虚偽の証言したという。
この問題で、岐阜県は2月19日に氏名不詳で証言者を告訴。日本テレビは今月1日の同番組で「視聴者、岐阜県と県議会にご迷惑をお掛けしました」と謝罪していた。
日本テレビ総合広報部の話 捜査中の案件なのでコメントは差し控えたい。