母@SYD

ま、これでいいや。いまのとこ。

カラダの不思議

2006-03-21 11:57:27 | ビョウキについて
妊娠中、血圧降下薬を止めるようドクターから指示され、
服用を中止したのが、8月、妊娠12週目ごろのこと。
薬は飲んでいないのに、妊娠のホルモンの影響か、血圧はなぜかほぼ正常値に。

それでも、妊娠後期になると血圧は上昇傾向になる、と言われ、
検診時には、毎回ドクターがチェックしていてくれた。
出産前日の検診時には、少し血圧が高くなっていて、血液検査をして、
3日後に再検診、と言われ、それが翌日には出産してしまったものだから、
そのままうやむやに…。

それが、出産し、病院で毎日血圧を測定し、
検診でもお世話になっていたドクターが診察に来てくれたのが、出産翌日。
「血圧は高くなっていて、やはり以前のように薬を服用した方がいいと思う」と。

正直、「不思議~」というのが最初の感想。
あんなにずっと正常だった血圧が、コドモを産み、ホルモンレベルが低下した
ことが原因なのか、翌日から高血圧に逆戻りしていたなんて。
それでも、しばらくしたらきっと数値も落ち着くだろう、なんて安易に考えていた。

それが、退院し、毎日コドモの世話で睡眠不足になり、慢性的に疲れている今、
血圧は全然良くならない。
それどころか、高血圧の症状ともいえる、後頭部の痛みまで感じ始め、
毎日頭痛とともに目が覚め、鎮痛薬が手放せなくなってきている。

今日、かかりつけのホームドクターのところに行って来た。
症状を説明すると、私と同じように、「それはStrangeねぇ…」と。
以前診てもらっていた専門医にコンタクトしてくれ、
当初授乳中に服用していた薬をすすめてくれたのだが…。

どうしても、どうしても、しっくりこない。

まず第一に、薬を服用したくないのだ。
昨年2月に、まだ長男に授乳中だった頃、初めて服用した薬。
当時も、授乳中に服用できるのはこれしかない、と言われていたのだが、
その薬がカラダに合わず、飲んだ初日、激しい頭痛と吐き気、しまいには嘔吐。
それでも、当時の血圧は放っておける状態ではなく、
どうしても薬の服用が必要だということで、タブレットを半分にカットして、
服用していたのだが、それでも気持ちが悪く、肝心の効果もほとんどなし。

そして第二に、母乳への影響が心配。
ドクターによると、薬は母乳を通して子供のカラダに入ってしまうとのこと。
それでも、その量は微量で、影響はほとんどない、という。
薬を服用していたあの頃、長男は、生後11ヶ月で、授乳は朝と夜の2回のみ。
離乳食も3食になっていた頃だったので、ほとんどの栄養は食事から。
それが、今、次男はまだ生後3週間。
一日7~8回の授乳が、彼の栄養のすべてだし、まだまだ弱い新生児だ。

ネットでいろいろと調べてみると、私がすすめられた薬は、
日本では、授乳中の服用は基本的に禁止。
どうしても服用する場合は、授乳をやめるべき、とある。
オーストラリアのサイトでみると、ドクターが説明したように、
ベビーへの影響はほとんどない、とある。
薬事法や基準の違いなのかもしれないが、なんともいえない…。

起きるたびに、おっぱいを求める次男の顔をみていて、
授乳をやめることを想像したら、自然と涙が出てきてしまった。
「やめろ」といわれたわけではないのだけれど…。
なんだか、次男が不憫で。
そして、親としての責任を果たせていないような、そんな気がして…。
病気等で、やむなく母乳を断念し、粉ミルクで育てているお母さんは、
きっと同じように迷い、辛い思いをしているんだろうなぁ、と、
その気持ちが少しだけ、わかったような気がした。

…と、こんな状態の今日。
いろいろと手を尽くしてくれたホームドクターには申し訳ないけれど、
再度専門医と会って相談し、ベストな方法を探すことにした。
何か、いい方法があるといいんだけど…。