冬・・到来。

　湿った雪が一気に景色を冬本番にしてしまいました、この後の天候に
よっては根雪になるのだろうか・・。

　雪の降る朝に被写体を求めて鶴居方面まで散策
雪の降る畑で口ばしを地面に刺して虫探しするタンチョウに出会いました。
　鶴居は２０㎝程度の積雪でしたが湿り雪で車外での撮影中はカメラに
防寒対策を施していましたが、気温１℃で湿り雪が融けて滴になりカメ
ラ等を濡らしてしまいました。


　白鳥の群れも黒い体の子供連れでデントコーン畑で周辺を警戒しなが
ら落ちこぼれのコーン等を探していました・・本来は水辺で越冬するの
ですが、日中は畑が雪で埋まるまでは餌の採集しやすい畑で暮らします。


　放牧中のドサンコ馬が足や鼻先で雪を払い草探し・・。

静寂なオンネトー。

　寒さが身に沁みる時節となりました・・
オンネトーを訪れてみました・・落葉樹の樹木が目立ち寒々とした沼の
情景・・風が吹きつけて湖面に波が目立っていました。
　雌阿寒岳からの噴出量が前回に訪れた時より
多くなっていす。
　画面左側が雌阿寒岳・・頂上から右側に白く流れているのが水蒸気です


　風が吹く予報でしたが・・急ぎ次の撮影ポイントへ・・やや波があり・・風
の止むのを待ち・・
雌阿寒・阿寒富士が綺麗に映り込みました。
　今の時季になりますと訪れる車は数台・静かな佇まいのオンネトー・・


　阿寒横断道路の途中の駐車帯からの展望
画面中央の遠くに雌阿寒岳・阿寒富士・・右側に雄阿寒岳。

雌・雄阿寒岳が夕日に染まる。

　気ままな天気が続き雨・雪・ミゾレ・・そんな中、夕景のポイントへ・・。

　陽が沈む寸前に雌・雄阿寒岳が霞み浮かび上がりました
画面の右側に雄阿寒岳・やや中央に雌阿寒・阿寒富士。


　陽を外して・・。


　雲が流れてくるのを待ち・・。


　稜線が色濃く染まりました・・。


　陽が沈んだ光景・・。

濁る摩周湖 透明度最低。

　弟子屈町の摩周湖の透明度が、国立環境研究所が10月21日に実施した観測で１２・８ｍ
と過去最低となったと北海道新聞10月30付朝刊で報道されました。
　このことについては私も気づいていました・・春から摩周ブルーを撮ろうと天候を考慮日中
にも摩周湖に通っていましたが透明度が変化しており更に透明度の変化は湖水の色に
も現れて「摩周ブルー」と言われる深い藍色から緑を帯びた色の変化してきていました。
　《画像は国立環境研究所が調査に入る前の10月16日に撮影した画像です》


　太陽の位置によって色が変化しますし画像では判りずらいと思います
が透明感が無く透明度が低下している事が判断されます。
　摩周岳を画像の中央に・・。


　撮影地点を移動して・・。


　風のない日を選びベタなぎの中の島の湖面を・・ところが風があり・・止む
のを待ちますが波が完全に消えません・・。
　波があり湖面が荒れていますが藍色を帯びた色が見えています。


　摩周岳を前面に・・
　原因は判りませんが、長雨・・過去には無い
台風の中心が摩周湖上空を通過して崖崩れも発
生していて濁りが原因ならば元に戻る可能性も
ある・・との事ですが・・。

雌阿寒岳・雄阿寒岳夕景。

　所用の帰途に西の空が夕日に染まり始めたので撮影ポイントに寄り路・・
雌阿寒・雄阿寒岳の上空が夕日に染まりました・・。


　雄阿寒岳にスポット・・。


　雌阿寒岳の噴火警戒レベルが２に更新されて危険度が増しました・・
遠くからも水蒸気の固まりが大きくなった様子が確認できます。
　画面中央の噴気が雌阿寒岳です。