縄張り宣言

　縄張り意識の行動・・夫婦で飛来するタンチョウ鶴・・夫婦で此処は私たちの居場所・・
と声高らかに空に向けて鳴き合います・・この時に生ずる息の流れが陽に染まります・・タンチョウ鶴の頭と口の中が
赤く見えました。


　鳴きながら吐く息・・長が～く流れるチャンスを待ちます・・バックの色とかち合い息の流れが判りずらいですが・・・。


　同じ個体同士が向きを替えて更に縄張り宣言・・・喉が陽に透けて見えています。
丸い白い気泡状の白い玉が何れの画像に見えていますが、これは空気が凍って浮遊している状況です・・。

　

夕日が被ったタンチョウ家族。

　タンチョウにとって冬を過ごす事はとても過酷です・・。
保護活動で各地に餌場を施しています、三々五々完全に凍結しない河川で眠りますので夕暮れと共に
いつもの凍らない河川に向かいます。
タンチョウが通過するであろう？カ所に三脚を設置・・ひたすら待ちます・・が
殆どが寒い為に稜線の中腹を通過していきます。
　陽が沈む直前に少集団が飛来しました・・。


　陽が沈む前にも通過


　夕陽の中心を通過するタンチョウ


　陽が沈んだ後にも次々と少ない集団がネグラへ急ぎます・・。

赤く染まるタンチョウの息・・。

　早朝の3時30分自宅を出発・・目的はタンチョウ鶴の日の出時の飛来撮影。
　冷え込む朝はタンチョウ鶴の飛来が遅くなり撮影時の空振りが多くなります・・。
快晴の東の空・・カラマツ林からの陽が昇り始めました・・。


　ギャラリーは韓国、米国と数十人・・大砲レンズの放列がまだかまだかと待ちます
現地はマイナス８℃・・少し暖かいので飛来を期待・・陽がかなり高くなってからラッキーです飛来しました
シャッターの連写音が凄まじく響きます・・。


　陽が高過ぎで逆光気味・・ピントが難しい・・縄張り宣言の発生が少ない・・何とか
赤い息が撮れました。


　

湿原で暮らすタンチョウ家族。

　広大な湿原の主・・タンチョウ鶴・・フアインダーを覗きタンチョウが居ないかと探していると
白い点が動く・・ラッキーでしたタンチョウ鶴の家族を発見・・子供は葭原の中で見えていません。


　家族仲良く昆虫等の餌を探しては下を向く行動を繰り返し、毛つくろいに夢中です・・まだ薄茶色の子供2羽も一緒です
親ツルが周囲を見まわして猛禽類を警戒しています。


　そうしているうちに親のタンチョウが飛ぶ気配・・家族が一斉に飛びました・・本当に感動する湿原を飛翔するのシーン・・
まもなく雪で真白くなる湿原・・水辺も凍結しこの所ではタンチョウの姿も春まで見られなくなります。

静かな湿原で眠る白鳥。

　湿原を散策・・鹿も見えないし無駄足か？・・居てくれました静かな佇まいの水辺に番いの白鳥、
三脚を担ぎ見晴らしの良い高台へ・・一羽が羽ばたいた瞬間を・・・望遠で。


　時おり青空が川に映り込み綺麗です・・レンズを交換し画面左上に遠くの摩周岳をとらえた構図で・・
眠った白鳥・・起きる事無くこの状況に変化なしでした・・。