みずいろの旅

やさしいおもいのはねをひろげて

今年ラストのレディボ

2007-12-28 22:59:43 | 国分太一レディオボックス
国分太一レディオボックス、今年の結びの放送です。
しかし、アウォーズ後の放送って何か不思議な感覚。アウォーズが1年の締め括りというふうに思っているからか、今週は『おまけ』みたいな感じがします。
それ故、何も考えずにぼんやりと聴いていました。こうして気を抜いて聴ける回なんて、年間でそうそうないですよ。

今週は、『世界からの普通のお便り』と『太一のスポーツ大将』をやりました。
『スポ大』は、2007年のスポーツ界を振り返るということで、お題に基づいたトークをしました。
が、まともなことを話せたのは1つか2つだけ。半分以上は・・・ぐずぐずでした(笑)
話せないなら無理しなくてもいいのに。
あれだったら、もう少し『ふつおた』の方を拡大しても良かったかと思います。
ということで、何ともレディボらしい締めでしたね。

予告。
2008年の1発目は『重大ニュース』を発表するらしいです。
コーナーは、たぶんなし。ちょっと寂しいかな。
ちなみに、久住小春師匠の歌が流れますよ。別に自分はどうでもいいですけど、まぁ、単なる告知っす(笑)
あと、太一くんの抱負も楽しみですね。

その翌週は、『世界からの普通のお便り』、『このあとすぐ!』、『岸田朝子のおいしゅうございました』、『そこに問題アリ』をお送りします。

あ~、年末年始はネタ作りを休もうと思っていたけど、もうレースは始まっているのですねぇ。
ちょっぴり億劫かも。
来年課せられるハードルは高くって、プレッシャーは重そうだなぁ。

みずいろ詩集 NO.22 ~地獄でまた会いましょう~

2007-12-28 10:31:52 | みずいろ詩集
 “……地獄で…また…会いま……しょ……”
 最期に絞り出すようにそう呟いた彼女の目には涙だけではなく、
 優しい笑みも同居していた。
 なぜ地獄なのか。
 なぜ微笑みを見せたのか。
 まさに彼女が事切れる寸前に駆けつけた男にはわからなかった。
 しかし、その答えは彼女の遺書の中にあった。

 『待ち合わせ場所は地獄でいいよね!?
 なんで地獄かって?
 だって、天国って良い所なんでしょ?
 みんなそっちへ行くだろうから、たぶん混んでるんじゃないのかな?
 待ち合わせ場所は空いてる方がいいよ。
 早くあなたを見つけるためにもね!

 あのね、私は待つの嫌いじゃないよ。
 だから、ゆっくりしてきてね。
 お願いというより、むしろこれは命令だよ。
 くれぐれも急がないでくれたまえ!(笑)

 もしも、私が待ちきれなくなって幽霊にでもなって出てきちゃったら、
 そうだなぁ、その時は、“やあ、元気かい?”くらいは声かけてよね(笑)

 それじゃ、先に行ってるね。
 地獄でまた会いましょう。

 P.S.最期にもうひとつだけお願い。“サヨナラ”って言わないでね』
 (彼女の遺書より抜粋)

 お通夜を済ませて心も静まり始めた頃、
 男は横になった彼女の姿を暫く眺めていたが、
 そこにいて、そこにはもういない彼女に静かに話しかけた。

 “俺が人を待たせるの嫌いって知ってるくせに……。
 お言葉に甘えて、ゆっくりさせてもらうから。
 何年後になるかわからないけど、そのうち行くよ。
 その日まで元気でな。
 地獄でまた会いましょう”