みずいろの旅

やさしいおもいのはねをひろげて

しおり

2007-10-22 23:33:19 | 
これを使って、この季節を『読書の秋』にする予定だったのですが。
ほとんど読めていない!

読める人は、たとえ5分という時間しかなくても、『少しでも』という気持ちで読み進めることができるのですよ。たぶん。
それなのに、この愚か者ときたら、『まとまった時間があれば』というゆるーい気持ちで、そういう時間が訪れるのを待ちぼうけしていたんだもんね。

早く読んでしまわないと!
本が溜まっていく一方です。
本屋さんにも久しく行ってないし。
買いたい本がいっぱいあって大変大変。どんどん遅れをとってしまってる。
『キノ』はもちろんですけど、最近、再び外国文学熱が上昇しています。
とにかく、読みまくります。

ちなみに、このしおりは、『土屋文明記念文学館』に売ってます。

やさぐれぱんだ

2007-09-29 23:11:57 | 
『やさぐれぱんだ』
著:山賊

いやいや、本当にいい本に出会えました。
単純で下らない、かつ面白い!
そんなマンガでした。
深夜にさらっと読み流して眠るつもりだったけど、眠気が飛んじゃいまして。
必要以上に煽りたくはないですし、ハードルを上げては悪いとは思いますが、読後どことなくスッキリした気がします。
『明日は頑張ってみよっかな』って感じ。
早く続巻を読みたいです。

あなたに会えてよかった

2007-07-19 22:37:32 | 
『学園キノ』第2巻。やっとやっと手に入れました(安堵)。パっと見、なかったので即帰ろうかと思ったのですが、わずかな可能性に縋る思いでよくよく探してみると・・・他の本の下に1冊だけ残ってました!会いたかったよ!さてさて、今作はどんな壊れっぷりを見せてくれるのでしょうかね。

狂乱家族日記 壱さつめ

2007-01-20 21:11:38 | 
『狂乱家族日記 壱さつめ』
作/日日日、イラスト/x6suke。 ファミ通文庫より。


壱さつめは、『なごやか家族作戦』の始まりと、優歌の生まれ育った姫宮の話ですか。

千花ちゃん黒いねえ。
千花ちゃん以外は今と変わっていない感じ。
銀夏さんカッコイイ。帝架・雹霞いい子。優歌は今よりさらに気弱。
凰火は見た目優しいお父さんだけど、中身は結構冷淡。銀夏さんのほうがよっぽどお父さんっぽい!?
それにしても凶華様の他人をけなすための語彙は素晴らしい!

後半の姫宮の話でがらッと雰囲気が変わりました。
優歌のシビアな境遇が描かれていて、あれ?こんな作品だったんだと驚きました。
でも、姫宮はあっけなかった。

狂乱家族日記 番外そのいち

2006-12-27 14:03:35 | 
『狂乱家族日記 番外そのいち』。作/日日日、イラスト/x6suke、ファミ通文庫より。


この『番外そのいち』は、狂乱家族に遭遇、狂乱騒動に巻き込まれた一般人?たちのお話を集めた短編集です。
本編との絡みもありますので注目!


☆旅行も呪いも計画的に♪
旅行会社の社長令嬢で、支店長代理の女の子のお話。
かなり薄味というか、入門的な話かな。

☆黒サンタさんは夜眠れない
黒ずくめのサンタ衣装を着て、みんなが嫌がるようなものをプレゼントする、いたずらっ娘なサンタさんが乱崎家に侵入したが……。
あれだけ普段偉そうな凶華様が“サンタさん”って呼んでいるのは可愛いです。

☆月曜日に猫を拾う
退屈な大学生活を送っていた青年がアパートの前で猫を拾ったことから騒動に巻き込まれる。
この作品としては珍しく?ラブコメな感じ。
『なごやか家族作戦』が始まる以前のお話。

☆無邪気海賊ムジャッキー
7歳くらいなのに海賊の頭領をやっている少女の宝探し。


イラストいいですねえ。『ウエットな感じ』というのが何となくわかります。

狂乱家族日記 六さつめ

2006-12-03 19:04:16 | 
『狂乱家族日記 六さつめ』 作:日日日、イラスト:x6suke、ファミ通文庫より。


いやあ、帝架は俗に言う『ヘタレ』ですね。
マダラを庇って銃弾を浴びるのはいいけど、それだけじゃないですか?選挙の主導権を握っていた凶華様の後ろにいただけ。大事な友なんだから、自分で何とかしようとする姿勢を見せて欲しかったな。結果的においしいところは他の人に持っていかれても構わないから。


月香は謎ですね。


雷蝶と銀夏は何か過去に関係があったようです。
雷蝶さんは敵なんですか?味方なんですか?


凶華様の横暴ぶりは大好きです!


壱さつめから読みましょうかね。近くの店には置いてなさそうだけど。
他にいいライトノベルはないでしょうか?教えてください。

狂乱家族日記 伍さつめ

2006-11-26 15:56:56 | 
『狂乱家族日記 伍さつめ』。著:日日日(あきら)、イラスト:x6suke(ぺけろくすけ)。ファミ通文庫より。


これを手に取った理由は2つ。
→コメディ作品を読みたかった。
→イラストが気に入った。(凶華様→青い髪でネコミミ、そしてコスプレ→!?ぱにぽに芹沢?→芹沢大好き→買う、みたいな感じ)


それにしても、どうでしょう?
壱~四さつめをすっ飛ばして、いきなり伍さつめから読むなんて!
だって~、置いてなかったんで酢の物!
あとで探して、遡って読みますよ。


う~ん。
下巻にあたる、六さつめを読まないと何とも言えません。完結してないし。
六さつめを読んでから感想と行きましょうか。
今のところ、平塚雷蝶がちょっと好みです。

猫とともに去りぬ

2006-11-26 15:43:43 | 
『猫とともに去りぬ』。ジャンニ・ロダーリ作、関口英子訳。
光文社古典新訳文庫から。


古典、しかも外国文学。それだけ聞くと、“難しい、わかりにくそう”と思うかもしれません。しかし、この作品はユーモア、アイロニー、想像力に富んだもので、なおかつ短編集なので読みやすいです。訳がうまいとも言えるのかも。


時に、ふざけ過ぎじゃないの?と言いたくなるような文章も飛び出します。
例えば、『《コオロギ》は寝ることにしたが、あまりに急いで眠ったので、目覚めたら、なんと前日に逆戻りしていた。』なんてね。(『チヴィッタヴェッキアの郵便配達人』より)


著者は、20世紀のイタリアの児童文学作家であり、教育者です。
児童文学のノーベル賞、『国際アンデルセン賞作家賞』を受賞しています。
“ファンタジーは人間の精神、人格を形成する大切なもの”と考えていたそうです。

出てました。

2006-10-22 17:03:19 | 
『世界で一番ふしぎな地図帳』
おもしろ地理学会著、青春出版社より、500円。
『世界で一番おもしろい』、『世界で一番気になる』に続く、第三弾が出ていました。即購入!


『キノの旅Ⅹ』を一気に読み干しました。そりゃもう速かったですよ。
今回は1話だけ長編で、残りは全て超短編でした。
ですから、前菜となる短編たちをさらっと読み流して、メインディッシュである長編はじっくり味わった、という感じ。

シズの出番は殆どなし。代わりにティーのお話がありました。ティーはいいね!

メインディッシュ、『歌姫のいる国』は、エリアスという少年とサラという少女が主役だった気が!?この二人が健気で、必死で、挿絵も可愛らしく描かれてましたし、とても良かった。ちょっとだけ、この二人寄りで読んじゃいました。キノ、ごめん。

あとがきは……やってしまいましたね。
時雨沢先生ならやりかねないですな。
今後も期待!

キノの旅 Ⅹ

2006-10-15 18:01:56 | 
『キノの旅Ⅹ』
著:時雨沢恵一、イラスト:黒星紅白。電撃文庫より、定価599円。


『電撃文庫ムービーフェスティバル』ということで、『灼眼のシャナ』、『キノの旅』、『いぬかみっ!』の3作品が劇場アニメとして、2007年4月に公開されるみたい。
それに先立ち行われる、製作発表会見(10月21日)と著者のサイン会(10月28、29日予定)ですが、ザスパの試合とかぶっちゃってんのよ、これが!どうしませう?
時雨沢先生のサイン会にサモエド仮面の格好して行きたい!誰か衣装作ってほしいな。
ああ、行きたい。


サモエド仮面といえば、『学園キノ』。
読み干しました。
イラストほど中身は女子化していなかったキノ。
一方で、変態化してしまったシズ。
ご愁傷様。
しかし、それらを見事に忘れさせてくれる時雨沢先生の文章。
うまい。すごい。おもしろい。バカな。
付けたい形容詞はいろいろあるけど、ひとことで言うなら『エンターテインメント性を爆発的に備えた』文章でしょうか。
こういうの書きたいんですよ、僕は。
僕にとっては開けてもいい扉だったようです。
是非とも続編を!

本人

2006-10-02 16:30:15 | 
『学園キノ』 作:時雨沢恵一、イラスト:黒星紅白 (電撃文庫)
『猫とともに去りぬ』 作:ジャンニ・ロダーリ、訳:関口英子 (光文社)
これから読みます。


学園キノ・・・それは開けてはいけない扉なのでしょうか?
いけない気がします。僕はね。
女の子丸出しの格好をしたキノはあまり見たくなかったです。男の子か女の子かわからないような姿でいてほしい、お父さんは!それがイイんです!
キノに“萌え”を求めるなんてもってのほか!
・・・でも、ちょっとだけ覗いてみましょう。ちょっとだけ。


昨日、やっと『しゃべれどもしゃべれども』を読了しました。
この主人公、今昔亭三つ葉を映画で演じるんですよね。我らが国分太一氏が。
あまりイメージがわかないです。
ウチの殿は『いい人っぽい』イメージがありますから、人を殴ったりとかはちょっと・・・合わない気がします。
『ダンドリ』でやってたような気弱な役の方が合ってるカナ?

       

本人

2006-09-03 18:20:32 | 
最近は畠中恵さんの『ぬしさまへ』を読みました。
次は佐藤多佳子さんの『しゃべれどもしゃべれども』を読みます。
うちの殿が映画主演しますからね。

しおりはリラックマです。

本人(ほんじん)

2006-08-24 18:09:28 | 
 本日紹介するのは、伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ』です。
 今更?と思われるかもしれません。
 僕は、新作の方を先に読んで、時を遡って以前の作品を読んでいるので。
 伊坂さんの作品が大好きです。
 
 帰省の時に、大雨で電車が大幅に遅れてしまいましたが、それでもこの本のお陰で助かりました。故郷に辿り着くまでに読破していました。