water steppe memo

日々、考えていることをここに記します。
ブログと呼ばずに「日記」としたいところです。

フェヒャフレを泉に落としたら

2009年08月30日 05時34分07秒 | コラム(くだらない)
イソップ童話のように、有名でかつ教訓を含んだお話は、パロディの格好の題材でしょう。だれでも知っていますから、複雑な説明をしなくても状況がわかってもらえますし、誰でも納得できる教訓をひっくり返せば簡単にカタルシスたっぷりのお話ができます。かの星新一ですら“未来いそっぷ”という本を書いていますし、その中で北風が太陽に勝つ、という話を書いていたりするのです。
中でも「金の斧」という話は非常にパロディしやすいのではないかと思います。金の斧に価値が見出されない(例:金の斧じゃ木が切れないじゃないか)、泉の女神がろくな物を返さない、斧が女神にぶつかる等など、いろんなアレンジができるのではないでしょうか。
私が一番簡単だと思うのが、斧じゃない物を投げ入れるパターンです。たとえば、鉄が金になるなら、、、とダイヤの指輪を入れたら金(または銀)の指輪になってしまって価値が落ちるとか、ジャイアンを入れたら綺麗なジャイアンになって出てくるとか。試しに今回は、当ブログではおなじみのフェヒャフレを泉に落としてみることにしましょう。

それにしても先週のフェヒャフレの活躍といったら、最近そういう方面に疎くなった私でもキュンとくるものでした。先々週からの流れからするとピンチになりそうではあったのですが、前に進みながら強くなるというか仲間のためにというか、普段あんまり前面に出ないタイプが頑張る感じは、やはりなかなかグッとくるものがあります。
まあ、その話は置いといて、パロディを考える前には王道を決めておかなければならなりません。つまり、フェヒャフレを落としてどうなったら素晴らしいかを考えておいて、そうなりませんでした、という流れを考えるわけです。
当然、金銀のフェヒャフレになっても嬉しくともなんともありません。綺麗なフェヒャフレといっても、フェヒャフレはもともと綺麗ですからね。もっと綺麗なフェヒャフレが出てきたとしてもねえ、うーん。

フェヒャフレの悪いところは何かというと、ぶっちゃけてしまえば、ホヒャヒーが好き(しかも相思相愛)だという所にあると思うわけです。フェヒャフレxホヒャヒーなんて面白みもなんともないカップリングじゃないですか。どっからどう考えたってハヒャホ。フェヒャフレxハヒャホ最高。ということで、泉に突き落として(?)ハヒャホ好きになるのが王道ですね。

ドボーン、モクモク。
「あなたが落としたのは、このハヒャホ好きなフェヒャフレですか?」
「いいえ、違います。」
「それでは、このもっとハヒャホ好きなフェヒャフレですか?」
「いいえ違います。私が落としたのは、普通のホヒャヒー好きのフェヒャフレです。」
これで最高の掛け算よムフフ、と思っていたのですが、女神がなかなか口を開きません。奇妙な沈黙があった後、大きく、
「ハァ、、」
とため息をついた女神が口を開きました。
「、、、あなたねえ」
「?」
「そうやってフェヒャフレxハヒャホにしようって事」
「え、あ、まあ、そのあの」
「、、、わかってない」
「え?」
「フェヒャフレは、ヘヒャヒャでしょ。フェヒャフレxヘヒャヒャ最高」
「ちょちょ、ちょっと、なにを言っているの」
「あなたはしょうじきなひとですね」
「なにその棒読み!!」
「あなたにはこのヘヒャヒャ好きのフェヒャフレをあげましょう、ムフフ」
「待ちなさい、キー!!」
その後はおして知るべし。

この話の教訓は何でしょうか。むーん、えーと、
「自分の趣味を他人に強制するべからず」


注:この文章は、何かを暗喩しているわけでもなんでもない単なるオフザケなわけでして、例によって、あまり真面目に受け取らないで下さ m(. .)m

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