上島珈琲にて
私の後にレジだったおじいさんが、
ミックスサンドと、黒糖コーヒーのSサイズ。
全く同じものを注文していた。
荷物を置き、トイレに行ってから席に戻ると、
そのおじいさんが隣に座っていた。
「一緒ですね」
と、一言、サラッと、なんでもないように声をかけたかったのに、
恥ずかしくて辞めた。
今
わたしも、おじいさんも、
もうミックスサンドを食べ終えたし、珈琲だって飲み終わってしまった。
「一緒ですね」
と、今更言ったところで、
おじいさんは、え、この子何言ってんの?
となるだろう。
機を逃しちゃ、いけない。
おじいさん。
たぶんこの先人生で二度と会わないおじいさん、ばいばい。
ふじわら
私の後にレジだったおじいさんが、
ミックスサンドと、黒糖コーヒーのSサイズ。
全く同じものを注文していた。
荷物を置き、トイレに行ってから席に戻ると、
そのおじいさんが隣に座っていた。
「一緒ですね」
と、一言、サラッと、なんでもないように声をかけたかったのに、
恥ずかしくて辞めた。
今
わたしも、おじいさんも、
もうミックスサンドを食べ終えたし、珈琲だって飲み終わってしまった。
「一緒ですね」
と、今更言ったところで、
おじいさんは、え、この子何言ってんの?
となるだろう。
機を逃しちゃ、いけない。
おじいさん。
たぶんこの先人生で二度と会わないおじいさん、ばいばい。
ふじわら
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