ミズヘンの腹ん中。

女3人、演劇創作ユニットmizhenのブログ。

末広がり

2016-07-31 23:05:25 | 佐藤幸子
こんばんは、mizhen佐藤幸子です。

もう八月!
七月になった時と同じように、もう八月かい!と驚きました。

メンバーそれぞれ、
藤原さんは無事東京公演を終え、
蕗子は無事リーディングの幕が上がり(蕗子は後半チーム!)
私は落語会に向けてもんどりうっております。

そんな中、「夜明けに、月の手触りを〜2016〜」のチケットが本日発売になりました!

もうご予約して下さっている方もいるようでありがたい限りです!

さあ、ここから秋まで怒涛や!

稽古、けいこ、けーこケコケコケコケ


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夏 一人 落語
もしもし亭八幸
(佐藤幸子(mizhen))

【日時】
8月7日(日)
開場 17時40分
開演18時

【場所】
Yoga&Kidsdanceスタジオ Rire
東急田園都市線「用賀駅」南口より徒歩5分
http://rire.tokyo/

【料金】
800円



東京公演終演

2016-07-31 22:27:20 | 藤原佳奈
藤原です。

現在スタッフで入っております舞台、東京公演無事終わりました。
連日満員御礼でした。
あの劇場で何度も芝居を観たけど、あんなに何度もスタンディングオベーションを観たのは初めてでした。

現場の空気を吸いつつ、これまでのこと、これからのこと、が頭の中を行ったり来たたりしながら、
やっぱり好きなもの、好きなこと、好きな人のことを確かめて噛み締めて、
背筋がギュン!と伸びた約二ヶ月でした。

さて、公演はまだ続きまして、
明日から旅公演は兵庫です。
客席数が4倍になる劇場で、作品がどう変わるかが楽しみ!


はあ。兵庫。嬉しいな。
ちょうど関西欲が昂ぶってましたわ〜。
三ノ宮のOPAの下で、ケーニヒスクローネのホットアルテナ食べるんや〜。
姫路は寄れへんかな〜。寄りたいな〜。
京都も寄りたいな〜。でも暑いな〜。

ただただ、お国の言葉の空気に、じゃぶじゃぶにに埋もれたい。な〜。

あ!!!
書き忘れるところでした。
(一回忘れてました)

mizhen次回公演
『夜明けに、月の手触りを〜2016〜』
本日よりチケット発売いたしました!
パチパチパチ。
詳細はこちらからご覧いただけます。
http://www.mizhen.info/#!next-stage/euzyo


特別な公演にします。
是非ご注目を!

ふじわら


くるくるころころ

2016-07-24 22:54:31 | 藤原佳奈
くるくるころころ、気持ちは変わって、

それに、トコトコと、追いついていく頭。

身体と頭、どちらが本物か、と、よく思います。


体に任せたら、支離滅裂で、

頭に任せると角が立つ。、

社会で生きるには頭を使わねばならないけれど、

身体に嘘つくと窮屈だ。

そのバランスを、推し量りながら、一生、身体と頭をゆらゆらしていくのだろうな、、と、思う。

ミーティング帰り、酔っ払いでした。



幸子(もしもし亭八幸)の落語、お楽しみにーー!!!!




ふじわら

もしもし亭八幸 落語会

2016-07-24 22:21:24 | 佐藤幸子
mizhen佐藤幸子です。
2週連続ブログを飛ばしました。
もう今週は飛ばそう!ええい、今週もだ!という気持ちで飛ばしたので、素直に罰金を払います。

劇団かもめんたる「ゴーヤの門」、無事幕をおろして、1週間経ちました。
久しぶりのぽっかり感。

ですが、ぽっかりしている余裕は実はなくて、落語会の準備にとりかかっています。
落語会?
落語会!
無謀にも、一人で落語会を開くことにしました!

弟子入りもしてないのに!ふざけんじゃねえ!べらんめえ!
という苦情は、受付けます。その通りです、ごめんなさい。
ですが、来て下さる方にどうか楽しんでもらえるように、と思って、日々悶々としています。

3つの演目をやる予定です。
当初、全部古典でいくつもりだったのですが、劇団かもめんたるを終えて、1つ新作を書いてみることにしました!

用賀にあるヨガスタジオ「Rire」というところでやります。

http://rire.tokyo/

ようがのヨガスタジオ。
なんかもう落語っぽいですね!

東急田園都市線「用賀駅」南口から徒歩5分くらいのところにある、素敵スタジオです。

去年末くらいから、ひっそりと、落語づいた日々を送っていました。

もしもし亭八幸(やっこう)という高座名です。

日時  8月7日(日)18時から
(開場 17時40分)
場所  Yoga&Kidsdanceスタジオ Rire
料金  800円
予約・問い合わせ mizhen.f@gmail.com

上方落語!
お酒、ビール片手に、気軽に観てもらえたらと思っています。
夏やし!


演出することを

2016-07-14 14:22:21 | 藤原佳奈

昨年5月、演出家のコンペで、三島由紀夫の葵上を上演した。

三島の言葉は、隙がない美しさで構築され、

生霊六条康子の滴るような長台詞は、たまらなく魅力的だった。

でも、この作品を演出しているとき、

わたしは最後まで『演出のみをやる』、ことに対する真のモチベーションを見つけられなかった。

“三島の葵上を自分なりに解釈し”、という意味自体を拡大解釈し、

思えば、三島の戯曲を借りて、自分の戯曲にしたがっていたのだろう。

なんて傲慢な、と今になって思う。

 

そしてこのとき、案外自分の言葉に拘ってしまっていることに気がついた。

脚本なんて戯曲なんて書く人生になるとは1ミクロンも思っていなかったのに。

向いてないかもしれないけど、書くことを続けよう、とは思った。

 

しかし、演出に至っては、それ以来、演出のみをする、という機会がなかったので、

脚本だけだったり、自分で書いて演出したり、をやりながら、

『演出(のみ)をする』ということ、演出家、であるということにピンとこないまま、1年が経った。

 

今、携わっている現場は、海外戯曲を演出する作品。

稽古を毎日見ながら、戯曲が何度も身体を通過した。

俳優が語る言葉と、演出家の言葉も、何度も何度も身体に染み込む。

言葉が沈殿する。

すると、最初に戯曲を読んだときは分からなかった、

作家が並べた言葉の奥の方にある、泉を、チロチロと這う面白い水脈を見つけた。

それを掬い取りたい、という欲が、ふつ、と自分の中に芽生えた瞬間があった。

 

きっとこれだ、と思った。

演出する欲。

 

いま、葵上をやったら、全然違うものになるんだろうな。

 

欲が増えるのはたのしい。

 

 

ふじわら