”くびきの”から情報発信! 上越市のサラリーマンブログ「みやっち」のひとりごと

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えちご・くびき野100キロマラソン 出場記録③35キロ~60キロまで

2022年10月12日 | スポーツ

さて、牧区に入り、35キロ看板付近で脚がつりストレッチをする。

そこで ランナー仲間に追い越される。

今回は時間差スタートで 遅いランナーほど早い時間にスタートしているので

早いランナーがどんどんと越してくるのだ。

ある意味、心が打たれるがそこは割り切るしかない。

まぁ、友人ランナーは声を掛けてくれるので勇気づけられるのは有難い。

さて、牧区に入り総合事務所へ。

子供たちの声援が嬉しい。

牧区総合事務所のレストハウス。

総合事務所やボランティアスタッフの多くの方が迎えてくれた。

有難うございます!!

誘導ボランティアも顔見知りの方多し。

地元の多くの方と触れ合えるのが嬉しい。

100キロにチャレンジして良かった! と本当に思った。

地元の大会は出ることに意義がある(と勝手に思っている)

ここで名物「おぼろ汁」を頂く。

 

あ、牧区総合事務所は 36.8キロ地点で 第1関門(10:50分)

自分が到着したのは8:45頃。

 

36キロ 7分29秒

 

さて、問題はここからだ。

一気に登り坂となる。

まずは ひとつ目の峠超え。

急なのぼり坂は 割り切って歩く人も多い。

体力温存の意味と 無理をして走っても 歩くのとほとんどタイムが変わらないから。

37キロ 8分19秒

38キロ 11分2秒

39キロ 10分42秒

自分もこの考えで登りは歩く、

登れば必ず下りがある。

下りで タイムを短縮させようと考えていた。

しかし、この考えは100キロマラソンでは通用しなかった(後で説明)

牧区恒例のかかしが

折れた心を和ませます。

 

中条でも応援を頂きました。

有難うございます!

40キロ 9分57秒

41キロ 9分6秒

 

ひとつめの峠を走り(歩き)終わり、下り坂へ。

 

41.3キロ地点のエイド、川上笑学館へなだれ込みます。

ここでは、自分の集落や近くに住む集落の多くの方が

ボランティアをしていました。

お疲れ様です。

ランナーが安心して走れるのはスタッフやボランティアのお蔭です。

感謝しかありません。

フルマラソンの距離を突破しました。

42キロ 7分40秒

 

ちなみに42.195キロ地点を通過した時間は9:40分。

4時30分スタートだたら 5時間10分でフルマラソン。

ん~、牧区までは一定のペースで走れたけれど

登坂になって急激なペースダウン。

歩いていれば当たり前か。

 

牧区高谷集落でまたもや登り坂。

ここで友人ランナーに声を掛けられ走り去っていく。

早い~

登り坂は割り切って歩きます!

43キロ 11分50秒

44キロ 9分7秒

ついに安塚区へ。

峠超え。

ここから安塚区小黒集落まで一気に下るんですが

ダメ。

下りなのに 脚が痛くてスピードが出ない。

45キロ 9分2秒

46キロ 8分24秒

下り坂時間短縮戦略は

失敗しました。

短縮どころか平地より悪い。

脚が痛いながらも まだそれなりに動く。

本当の苦しみはこの先にあった。

 

47.4キロ地点 安塚B&G海洋センター

ここは第2関門地点(12:20閉鎖)

自分は 10:20過ぎ到着。

トランジットの1か所目なので 多くのランナーが休んでいる。

自分はトランジットにエナジージェルを入れて

補給する。

 

既に疲労感たっぷり。

下り坂で脚も痛くスピードに乗れず

喪失感たっぷりだ。

この先、どこまで行けるのだろうか?

不安は高まる。

リタイヤという言葉も脳裏に浮かぶ。

 

しかし、写真仲間が応援に来てくれて、元気をもらった。

やっぱり応援は 元気の源であります。

 

このエイドでは「くじら汁」を頂く。

なるべく汁物は補給しようかな、と。

 

47キロ 6分45秒

48キロ 6分48秒

 

B&Gを出て 国道403号線。

微妙な登坂。

んー、なかなかスピードに乗れない、苦しい走り。

 

でもここで チーム監督が夫婦で応援に来てくれた!

「闘魂」「元気ですかー」「1・2・3 ダー」の

オリジナルうちわで応援に!

嬉しい限り。

力になります!

 

49キロ 15分22秒

50キロ 8分41秒

50キロの中間地点。

6時間半近くもかかっている。

単純に2倍すると13時間。

制限時間は14時間だから、

あぁぁ、もうすでに余裕がない~

まだ残り3つの峠超えを考えると非常に厳しいことがわかる。

 

(今回わかったこと)

・登りもあつ程度走る必要がある

・無理はできないが下りで時間を確実に稼ぐ

・エイドで休みすぎた。

 

安塚区行野集落から大島区へ向かう。

3つ目の峠超え。

登り坂が激しい。

なのでここも歩いたが苦しい。

歩いて登るのも楽じゃない。

51キロ 10分7秒

52キロ 12分3秒

長い登り坂、登って登って登って

ついに峠を越え、大島区へ。

 

いやぁ、でも歩いて登っただけなのに足が痛い。

下るのも困難なほど痛いので 仕方なく写真撮影。

53キロ 11分3秒

 

下りになっても痛くて走れない。

牧区から安塚へ下ってきた道の状態より悪い。

止まってストレッチをしても改善しない。

仕方なく、歩いて進む。

それでもキツイ。

あまりの脚のつらさに

設置してあったパイプ椅子に座りこむ。

「このまま走れなければリタイアかな~」

なんて考えていると 偶然にリタイヤ回収車がやってきた。

本当に偶然に!

「俺の事を迎えに来たのかぁ」と脳裏に浮かぶが

いやいや、まだまだ、

逃げるように走り出す(歩き出す)

 

54キロ 11分18秒

55キロ 9分19秒

56キロ 8分51秒

急な長ーい下り坂を痛みに耐えながら 歩くように

下って、下って、下って、下って次のレストへ到着。

長い、下りでした。

 

下り道で予想以上に時間を使ってしまった。

タイム(次の関門)がヤバいぞーと思うが

思考回路ゼロなので

まぁ、どうでもいいや。

55キロ地点、大島生活改善センターのレスト。

 

舞茸汁で塩分補給。

珍しくホットコーヒーもあったのでカフェイン摂取。 

脚の復活を期待して。

 

そこで声を掛けてくれたのが高校時代の後輩。

エイドでボランティアをしていました。

久しぶりだったので 話し込んでしまったら

あぁぁ、脚が軽い。

 

脚の痛みは軽減され、脚が動きます。

「ありがとう~」

友人に御礼を言い、いざ出発~

 

57キロ 24分8秒 (えらく休んだな~)

安塚区から大島区へ来たばかりなのに

今度は 大島区から 安塚区へ別ルートで戻ります。

またもや急な登り。

4つ目の峠超え!

ここも 急な登りの為に潔く歩きます。

ただ、さっきまでとは違う。

まるで 別人の歩き(走りじゃないけれど)

勢いのある歩きで何人か超しました。

 

56.9キロ 細野吹切峠の給水所。

     峠にあるから眺めが良かった。

 

※ ランニングウォッチで記録された数字と実際の距離は2キロ程度ずれているようです。

  ご了承下さい。

58キロ 11分18秒

59キロ 9分41秒

そして峠からの下り道。

脚は軽い。

ウソのように走れる。

さっきまでの走りとは別人。

この勢いがあれば ひょっとしてゴールまでたどり着けるかもしれない。

ランナーズハイとは今この瞬間だ!

60キロ 7分3秒

61キロ 6分49秒

 

軽快な走りは続く…

 

(続く)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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