みやっちBlog

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プルタブ集めても車イスには交換できない

2006年11月06日 16時59分59秒 | よもやま
沖縄に限らず全国的に、プルタブを集めるボランティアが再び盛んになってきたというが、現在は車いすへの交換はできない状況なのだという。

プルタブ寄付に困惑/車いすに交換できません(沖縄タイムス)
==== 引用 ====
 かつてブームだった缶ジュースなどの栓(プルタブ)収集者が再び増え始めている。集めたタブを換金し、車いすを購入するというボランティア活動だが、一台買うのに重さにして約六百キロ余りのタブが必要で、換金してくれる業者も少ない。ところが、今夏以降、なぜかタブ集めがにわかなブーム。「どれくらい集めれば、車いすと交換できますか」との問い合わせが、県や市町村の社会福祉協議会に寄せられている。対応に苦慮する担当者は「社協としてはプルタブ収集は勧めていない」と話している。(比屋根麻里乃)
 県社協によると、市町村の社協から送られたプルタブ約十二キロが、使い道のないまま保管されている。車いす購入には膨大な量が必要なことや、換金する手間などを知らない“ボランティア”が、半端な数のタブを持ってくるケースがほとんどだという。

 車いすは安い物でも約八万円。アルミは一キロ百三十円前後なので、車いす一台に必要なタブは六百十五キロになる。リサイクル業者は「アルミ缶のまま収集したほうが効率的だ」と指摘する。

 県社協の西智子さんは「タブと車いすを直接交換できると勘違いする人も多い。ボランティアは相手の希望や流れを理解し、計画的に活動してほしい」と呼び掛けている。

 缶の栓は十数年前まで、分離式でポイ捨てされることが多かった。けがや環境破壊の原因になるため、ごみ拾いを兼ねて収集し、換金して車いすを障害者に贈るボランティア活動が全国的に広まった。

 現在は缶と離れないステイオン製プルタブに代わり、取り外す必要はない。それをわざわざ外すのが非効率的なことなどから、一九九四年の那覇市民福祉まつりで「プルタブ回収を最後にしよう」と呼び掛ける運動も行われた。

 当時活動にかかわった那覇市社協の仲根建作さんは「無理にプルタブを外すのはけがの原因にもなる。まつりでの呼び掛けで落ち着いたと思っていたが…」と、最近のにわかブームに困惑気味に話す。

 県内のリサイクル業者によると、「プレス機にひっかかる」「原料がアルミかどうか確認できない」などの理由で、プルタブだけでの換金を受け付けないところが多い。
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善意だけに扱いに困窮しているというボランティア協会と行政だが、何が困っている人たちのためになるのかをボランティア活動を個人的にする人たちもきちんと研究する必要がありそうだ。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (happy)
2006-11-08 22:51:07

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