昨年のことです。
少し時間がたってしまいました。
miyブログでも何度か紹介させていただいた
阿寒在住の画家阿部修さんからお手紙をいただきました。
数年前に一度だけお目にかかったのですが
いろいろな記憶が絡まった糸がほどけるように結びついた不思議な一日を
阿部さんの素敵なギャラリー兼ご自宅で過ごさせていただきました。
それから数年。
途中小樽での個展なども拝見しましたが
直接お目にかかるタイミングがなく来ていたところでした。
そんな阿部さんからの突然のお手紙に少々驚いたmiyだったのですが…。
=お手紙の抜粋です=
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さて、私事ですが、
今まで「なぜ私は絵を描いているんだろう」と自問し続けていたわけですが
この事を言いたかったのです。
それで、世界という大きな湖にむけて
意見とゆう石を投げてみようと決心した訳です。
願わくば、”ポチャン”と落ちた石が小さな波紋を描き、
そして、だんだん、だんだん広がってくれる事を想像しています。
「IMAGIN」
コンクールに参加したい方がおられましたらお伝えください。
愛をこめて。
あべおさむ
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そんなお手紙でした。
コンクール?
いったいなんのことかしら?と同封されていた
素敵なパンフレットに目を落とすと
阿部さんの思いの深さが伝わってきました…。
その思いを知り、また奥様やお子さんたちのことも気にかかり
一大決心をしてお電話をしてみることにしました。
いろいろお話させていただいた後に
「miyさん、この電話をかけるのに勇気がひつようだったでしょ?」と…。
miyも正直に言いました。
「はい…。」
「でもこうして僕の投げた石がきっかけで
miyさんが電話をしてくれて波紋となったと思えてとても嬉しい…」
そうおっしゃってくれました。
≪阿寒からの手紙≫つづく…
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