イタリア6日目。1月15日(土)。
前日はどこにも出ず鋭気を養ったのでこの日は鉄道+バスという
ややハードルの高い旅になるウルビーノ行きに挑戦。
鉄道でペザロまで行きそこでバスに乗り換えウルビーノへ。
ルネッサンス時代に理想都市と呼ばれ、
モンテフェルトロ公による善政により繁栄を誇ったラファエロの生地です。
ルネッサンス時代の城壁や町並みがそのまま保存されていて
まるで中世にタイムトリップしたよう。
城壁も町並みもよく保存され全然痛んでないのが不思議。
まず急な坂を登りラファエロの生家へ。
あまりに急で二人ともガニ股に(^^;)
中は公開されてて小さな美術館のようになっていてショップもあります。
ラファエロが最初に描いた(多分14才未満)聖母子像が保存されていました。
ラファエロの数々の傑作の模写も。(あまり上手とは言えないやつが…)
あとラファエロが描いたものではないんだけれど、
「トビアスと天使ラファエロ」という聖書中のエピソードを題材にした
二枚組の大きな絵がありました。
これは天使ラファエロがトビアスと共に旅に出て、
魚を捕って肝をトビアスの父親の目の薬にしたら父親の目が直った、という話。
ラファエロは自分と同じ名前の天使に関心があったらしく、
彼自身もこの題材の絵を描いています。
後ウルビーノ一番のレストランに昼食に。
店内はクラシカルで広く、店のオーナーも親切でいい感じ。
しかしまだお腹は本調子でなく、おそるおそる量は少な目にしてと注文。
しかし3人分はあるんじゃないかというラビオリとニョッキが出てきて仰天(@_@)!
私はまだ摂生中だし娘の口にはあわず大量に残してしまった!
仕方なし若鶏のクリーム煮を娘に注文。
特別にこちらの説明通りに作ってくれ、これには娘も満足!
私はお腹に優しそうな野菜スープを注文。
しかし出てきたのは青汁のようなドロドロのほうれん草スープ!
娘とまたまた仰天し結局これも殆ど食べられず。
残してスミマセーンでレストランを後に…トホホ…。
次はドウッカーレ宮殿へ。
中は広くて美術館になってて歩いても歩いてもなかなか終わらない〜
娘の調子が悪くなってきて
「こんな気持ちの悪いときに限って広くて広くてなかなか出口がみつからなーい」と
椅子を見つける度にのめっていました(^^;)
帰りペザロ行きのバスの中ではとうとう吐いてしまい絶不調!
その上、終点かと思い降りたバス停はまだ街の中心部で
駅まで二キロさらに歩く羽目に!
まだまだ苦難は続くけどそれはまあさておき、
おかげでペザロ中心部の美しい噴水と教会や広場、
ライトアップされた町並みを家族でそぞろ歩く
地元のたくさんのイタリア人を見ることができラッキー(^-^)v
娘にしたらとんだ災難だっただろうけど(^^;)
MONちゃん
今回の旅行はMONちゃんと娘さんの二人旅。
旅行というより、気ままな旅というほうがぴったりよね
地元の空気やお味も思いっきり堪能して
その土地の乗り物に乗れたら最高でしょうねぇ~
食べ物も言葉が分からないと注文が大変だし…。
結構勇気のいるものだわ!
なんてったってそのためには語学が…
やはりMONちゃんの語学力に舌を巻くmiyなのでした~
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