miu-srブログ

MIUコンサルティングオフィス・社会保険労務士三浦剛のブログです。

リスク管理の知恵

2010年01月07日 | 社会保険労務士
【タクシーなど運転手採用時、事故歴把握を義務付け 国交省】
 国土交通省はタクシーやトラックなどの事業者が運転手を採用する際、事故歴を把握するよう義務付けた。過去に事故を起こしたドライバーが、定められた適性診断や講習を受けないまま、別の会社で運転するケースが相次いでいるため。事故歴の把握を怠った違反事業者には、警告や車両使用停止などの処分を科す。

 運転手が過去に重傷者、死者が出る人身事故を起こすなどした場合、刑事罰などとは別に、国交省はタクシー、トラック、バス事業者に対して、運転手に独立行政法人「自動車事故対策機構」の各地の支所での適性診断と、自社内での6時間以上の安全に関する講習を受けさせることを義務付けている。。《NIKKET NET 1/7 (07:00)より》

  ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

タクシーやトラック、バスの運転手に義務つけることは誰もが納得でしょう。
ところで御社は?「うちは運輸業じゃないから…」で大丈夫でしょうか?

車を使って営業している営業マンはいませんか?ホームヘルパーでお客さん宅への移動は車を使っていませんか?考えてみると車を使用している場面は結構ありそうですね。

安全運転は常に言われていることでしょう。でも、念には念をいれて…
「運転記録証明書」をご存知ですか?
過去の運転履歴や証明された書類、交通違反などの履歴が表示されています。

採用選考時の提出書類に入れましょう。
1年に一度、提出させましょう。

社員の意識は変わります。

これでリスクは未然に防ぐことが出来ますよ!


就業規則の見直しは大切です。トラブル発生時の砦は就業規則です。
でも、そういう守りの姿勢だけではなく、トラブルの発生しない「生き生きとした」職場つくりには前向きな姿勢が必要です。
予防です。リスク管理です。私は「回避」ではなく「管理」と考えています。

リスク管理を考え作成した就業規則は御社の発展に貢献しますよ。
私もそのお手伝いをするため、日々一生懸命に考えています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。