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MIUコンサルティングオフィス・社会保険労務士三浦剛のブログです。

観光庁、連休分散化で地方説明会

2010年04月29日 | 社会保険労務士
「年休取得にためらいを感じる理由」
1.みんなに迷惑がかかる(66.7%)
2.後で多忙になるから(45.0%)
3.職場の雰囲気で取得しづらい(34.5%)
4.上司がいい顔をしない(16.5%)
5.昇格や査定に影響がある(9.0%)

以上は、厚生労働省の《労働時間等の設定の改善の促進を通じた仕事と生活の調和に関する意識調査(H20年度)》からのデータです。

自分が休むことによって「ほかの人の仕事が増えたり」「後で自分が忙しくなってしまう」のならば「休まない」気持ちになってしまいますね。

「私用で休みます」と言っても、なんとなく「どこへ行くのか」言った方がよさそうな上司の対応、常にケータイが使えるな場所にいる必要あり、お土産は買って帰るのは当然…そんな雰囲気だと「休めない」「休んだ気にならない」ということになります。

同じ調査結果から「年休取得にためらいを感じない理由」は、
1.職場の雰囲気で取得しやすい(46.3%)
2.当然の権利だから(40.8%)
3.効率的に仕事ができる環境だから(23.1%)
4.仕事に影響を生じないから(22.8%)
5.上司・会社から休むように言われている(10.5%)

やはり、仕事の忙しさよりも職場の雰囲気が大きな要因と言えそうですね。とは言っても、従業員が本当に少ない中小企業では「雰囲気が良く」ても、なかなか休めないのが現状でしょうか。よっぽどの体調不良、子どもの卒業式、入学式、法事などの用事以外で年休を使うことがないかもしれないですね。

こんな記事が
【観光庁、連休分散化で地方説明会 全国10カ所、6月初旬まで】
                 《日経Web 2010/4/28 19:12より》
 観光庁は28日、政府の観光立国推進本部で検討している春と秋の大型連休の分散化について、全国10カ所で地方説明会を開催すると発表した。北海道(札幌市)や東北(仙台市)、関東地方(東京都)などで6月初旬まで順次実施する。連休の分散化は経済や社会、地域への影響が大きいため、幅広く意見交換する必要があると判断した。

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学校は休みになっても親が休めなかったら…、
「家族との時間をどう確保」するのか、そのための知恵と努力を紹介した記事(4月28日日経夕刊9面)もありました。

やがて、親よりも友達や彼、彼女と過ごす方が大切な時期がやってきます。そう考えると意外と子どもと過ごす時期は短いですよ!だからこそ大切にしたいものです。

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