みつばちマーサのベラルーシ音楽ブログ

ベラルーシ音楽について紹介します!

トーダル"アリガトゴザイマシタア!"日本滞在記 21 「太平洋!」

2008年03月26日 | トーダル
 ああ、この喜びよう・・・。

雨が降る中、寒さなど気にせず、ベラルーシ人男性二人は、靴と靴下を脱いで、太平洋に向かって走り出した・・・
 そんなに太平洋の水に自分の体をひたしたいのか・・・
 日本人のほうは、もちろんそんなことはせず、傘をさして、ベラルーシ人が歓喜するさまを眺めたり、写真に撮ったりした。
 
 このほか、トーダルは「お土産にする。」と海岸で小石を拾い集めていた。
 ベラルーシ人2名がようやく、「太平洋、満喫しました。」と足を拭いて、靴を履いた後になって、桂浜の海岸にアナウンスが流れた。
「今日は天候が悪く、波が高いので危険です。海岸に近寄らないでください。」
 しかし、もう遅い。(^^;)

 たぶん、裸足で走り回る酔狂な二人を見て、係員の人がびっくりして、放送したのでしょう。
 日本人観光客はみんなおとなしく、傘をさして、雨の桂浜情緒をしみじみと観賞していたからね。
 一方で、小さいボートに乗って、釣りをしている人がいて、しかも私たちの目の前で、転覆しそうになったので、心臓が止まりかけた。
 どっちのほうが危険なのか。

 その後、雨が降っていたため、坂本竜馬の銅像には行かず、屋内施設、桂浜水族館へ行った。桂浜まで来て、竜馬像を見ないという、高知県の人からすれば、とても叱られそうな選択だったが、本当に天気が悪くて寒かったのです。(言い訳。)
 でも、ちゃんと坂本竜馬のことは、トーダルと捨平に説明しておいたよ。
 捨平は
「サムライなのに、ピストルを持っていたのは邪道である。」
というようなことを言っていたが、そういう自分の職業は何なのだ。
 トーダルはどこの土産物屋に行っても竜馬グッズが大量にあることに驚いていた。やっぱ、資本主義の国ですな。
 ベラルーシで言えば「スカリナ・マグカップ」とか「ラジビル・Tシャツ」などが土産物屋でいっぱい売られているような感覚であろうか。
(そんなお土産、ベラルーシのどこを探してもないのだが、あったら、ほしいと思うマーサ・・・。)