
とにかくオバマ民主党の中には、嫌日親中の連中がうようよ存在する。オバマ自身がそうだし、副大統領のバイデン、つい数日前、韓国がオバマの訪日の日程を狂わすために急きょ韓国訪問を要請し、それに応じるように韓国だけを訪問した国務大臣のケリー、世界を米中二か国で支配しようというシナの提案に賛意を表明した補佐官のライス、日本にとっては誠に都合のよくない連中がうごめいている。
【オバマ政権内部にいる「日本を守りたくない」人たち】
『日本は本当に同盟国と言えるのか?』jbpress
日本の固有領土である尖閣諸島を中国が狙い、領海に侵入しても、オバマ政権は決して正面から抗議しない。
オバマ政権は尖閣諸島をめぐる日本と中国の対立でも、中国の非平和的な領海侵入、領空侵入を決して非難していない。ただただ日本と中国を同列に並べて、両国に同じ語調や姿勢で自制を求めるだけである。
オバマ政権は安倍晋三首相の靖国神社への参拝に対しても、首相の平和や不戦の誓いを無視して中国側の見解に与し、日本への「失望」を表明した。オバマ政権にとっての同盟国とはなんなのかと、いぶかるほどである。
まさかとは思うがその背後に、たとえ中国が日本を軍事攻撃しても、そのために中国と戦争をすることはない、という本音があるとすれば、これまでの中国に対する不可解な及び腰も説明がついてしまう。繰り返すように、まさかとは思うが、である。
しかしこの点に関して、オバマ政権の内情にも国防総省の内情にも詳しいクリフ氏は、同政権内に「中国とは戦いたくない」、あるいは「中国は戦わない」という思考の持ち主たちが存在すると証言したのである。
米国の日本防衛誓約になお頼る日本としては、悪夢のような影だと言える。なにしろ今まで全面的に信頼してきた日米同盟が、最も必要とされる事態において機能しないかもしれない、というのだ。