主ニ姿川ニ架ル宇都宮市、壬生町、石橋町ノ橋

　　【宇都宮市幕田町　大清橋】
　　【宇都宮市幕田町　大森橋】
　　【宇都宮市幕田町-壬生町安塚　淀橋】
　　【壬生町安塚　名稱不明橋】
　　【石橋町上古山　彌五郎次橋】


　普段交通量が多い處へ行くのは正月に限ります。

　舊栃木街道は交通量過多な路線と云ふのが拙の認識であります。
斯樣な處に普段の何氣無い時に行かう物なら顰蹙を買ふだらうと思つて居りまして、だつたら何時にしようかと思索してゐたのでありますが、先頃雀宮方面を遣つた勢ひでとつとゝ終はらせ度かつたので、正月三箇日で三日は何も用事が無いでありますし、交通量が少いのも此時だけだと思ひ行つて來たのであります。

　緊急事態宣言も相俟つて尚少いだらうなと云ふ期待も御坐いましたし。

　まあ1000前だつたと云ふのも功を奏したのか、ほとんど自動車は走つて不居、其はのんびりと撮影出來ました。
でありますので思ひの外早く宇都宮市の三本が終はりまし度ので、壬生町、石橋町の一本ずつも遣つて來たと云ふ處であります。

　今囘は何れも其也の年代と云ふ事も有り、此一本と云ふ程の橋は御坐いませんが、彌五郎次橋の舊橋跡が見られたのが收穫でありましたかね。
流石昭和卅年代の工事と云ふ感じで手荒く有難かつたであります。

　して、今囘の冩眞は壬生町の名稱不明橋の近くに殘つてゐる舊姿川の河川部分であります。
現在の河川に堰が設けられてゐる事から、現在でも農業用水としては機能してゐるのでは無いでせうか。
一寸下て見たかつたのでありますが、嵌るとアレでありましたので止て措きました。

　併し、此は之で中々に素敵な風景でありました。


　本日も拙の日記を讀んで下さり有難う御坐いました。