落穂拾ヒ的ニ栗山村、藤原町ノ橋

　　【栗山村湯西川　移木橋】
　　【栗山村湯西川　伊勢の前橋】
　　【栗山村湯西川　湯平橋】
　　【藤原町中三依 芹沢橋ト舊橋跡】
　　【藤原町中三依 見通橋】


　如何しても年内に栗山村は終はらせ度かつたのであります。

　今囘、當初は湯西川の三本と川俣を豫定してゐたのでありますが、時間的に一寸無理が有ると思ひ、湯西川の後は中三依の遣殘しを見に行きました。
御蔭樣で丁度良い時間に切上る事が出來まして、其後の豫定も滯無く濟ませる事が出來ました。

　扨、今囘は何と云つても芹澤橋であります。
隣に舊橋跡が在りましたのが手荒く良かつたでありますし、何しろ地元の方に色々と、勿論此方だけでは無く三依橋初め各澤の古い橋の事や水害の事等、其はもう地元の方しか知得無い事を教へて戴きました事、手荒く有難かつたであります。

　して、今囘の冩眞でありますが、歸宅途中五十里湖を見た處、斯樣な謎の構造物が見えましたので撮つて見た次第であります。
多分ダム建設時の何かなのでせうが、一體何なのかは不明であります。


　本日も拙の日記を讀んで下さり有難う御坐いました。

二六八◯年總括

　今年一年も無事に探索出來ました。 　今年は十七囘彼方此方橋探訪に行つたのでありますが、年内に纏める事が出來たのは十五囘分だけでありました。 もつと毎日きちんと遣れば良いのでせうが、其處迄氣が乘ら無いと云ふ感じでだらだらして仕舞、最後に成つて一寸本氣出して十五囘目の探訪を纏めたと云ふ感じであります。 　して、今年何が一番印象に殘つてゐるかと云へば、緊急事態宣言で何處にも誰も居無く成つたと云ふ事でせうか。 御蔭樣で今しか無いと思ひ五十里ダム界隈やいろは坂をのんびりと見る事が出來たので嬉しかつたのでありますが、まあ、皆從順で以下省略。 　と云ふ事で、偶々見られた方もずうつと見て下さつてゐる方も、今年一年御覽戴き有難う御坐いました。 復來年も宜敷く御願ひ致します。 　嗚呼、因に冩眞でありますが、伊勢の前橋袂に在る廢墟であります。 多分何かの店舖だつたと思ふのでありますが、中々良い雰圍氣の建物なのに勿體無いなと思ひ記念に冩しました。 　と云ふ事で、本年も拙の日記を讀んで下さり有難う御坐いました。 では皆樣、良い御年を。

主ニ田川ニ架ル上三川町ノ橋

　　【上三川町石田　石田橋【二】】
　　【上三川町川中子、下神主-上神主　神主橋】
　　【上三川町川中子-下神主　川神橋】
　　【上三川町川中子　上落合橋ト舊橋跡】
　　【上三川町川中子　沖田橋】


　觀光地は未だアレ眞只中だと思ひ、今囘も上三川方面であります。

　未だ紅葉の季節だと思ひ上三川の田川に來たのでありますが、宇都宮同樣矢張護岸工事中でありました。
多分去年の臺風の關係で、だと思ふのでありますが、まあ、邪魔且つ迷惑に無成樣に撮つて來ました。

　併し何時もの事なのでありますが、今囘も全て見たと思ひつゝも一箇所、下石田橋を見落しました。
是で上三川での見落しは二本に成りましたので、其内落穗拾ひ的に行ける處が出來たと云ふ事で、良い方向で捉へ度いと思つて居ります。呵呵

　扨、今囘は何と云つても沖田橋が一番の御氣入であります。
戰前橋と云ふだけで見ても十分でありますが、其以前の跡が殘つてゐると云ふ事が驚きでありました。
且つ、其が其儘で殘つてゐると云ふ點が素敵でありました。

　して、今囘の冩眞でありますが、上落合橋の直下の中落合橋であります。
昭和四六年完成と橋歴板に記されて居りますので僅にアレなので沒にし度のでありますが、親柱が素敵でありましたので此方で使はうかと思ひ、掲載した次第であります。


　本日も拙の日記を讀んで下さり有難う御坐いました。

或ル意味落穗拾ヒ的ニ宇都宮市、上三川町ノ橋

　　【宇都宮市中島町 中島二号橋】
　　【宇都宮市中島町 中島一号橋】
　　【宇都宮市東谷町-下横田町　江川橋】
　　【宇都宮市下横田町 孫八橋】
　　【上三川町石田　石田橋】
　　【上三川町川中子　鍛冶内橋】
　　【上三川町上蒲生　名稱不明橋三本】


　國民皆附和雷同だから"あの時"と同じ轍を踏んでゐる事に氣附か無いのが天晴、洗腦萬歳であります。
其マスク、あの時の竹槍其物でありますよ。

　すつかり季節も良く成りましたので、湯西川、川俣方面を終はらせようかと思つてゐたのでありますが、世間はすつかり政府のアレな啓蒙運動の虜に成つて居り、觀光地は平日でも軒竝混雜してゐるとの事でありましたので、だつたら遣殘してゐた上三川方面でも遣るかと思ひ、今囘は探訪した次第であります。

　其で以て一番熟考しましたのは駐車場所でありますが、何とか邪魔に無成處を探し出して終はらせられました。

　扨、今囘の好みで云ひますれば、孫八橋と石田橋であります。
石田橋は現役戰前物件でありますから文句無しでありますし、孫八橋は其古風な雰圍氣其儘と云ふ點が好きであります。

　して、今囘の冩眞でありますが、石田橋から約八百米程縣道を南下した處、信號の無い交叉點の町道側に上願成寺橋と云ふ物件が在り、其舊橋なのでありますが、多分戰前物件なのでせうが御覽の樣な物でありますので、態々報告にするのもアレかと思ひ、此方に使ふ事にした次第であります。


　本日も拙の日記を讀んで下さり有難う御坐いました。