道形記更新情報

日記の樣に綴る、自身のペイジの更新情報

主ニ鬼怒川ニ架ル上三川町、眞岡市ノ橋

2020-04-18 21:54:22 | 更新情報
  【上三川町東汗-眞岡市勝瓜 宮岡橋】
  【上三川町上郷-眞岡市粕田 鬼怒大橋】
  【上三川町東蓼沼 名稱不明橋】


 此日は風が強くて大變でありました。

 前囘藤原町へと浮氣を致しましたが、矢張上三川界隈の鬼怒川の橋二本を如何しても遣り度いと思ひ、今囘は自轉車持參で出掛たのであります。

 自宅を出る時にも風が強いなと云ふ認識はしてゐたのでありますが、何方かと云ふと縣南地域の河川敷なら案外弱いのでは無からうかと思つたのでありますが、いざ到着して見ると逆でありました。
其でも自轉車を漕ぎ出したのでありますが、何とか前進出來ると思ひましたので、先づは宮岡橋を目指たのでありますが、途中で「是は鬼怒大橋迄行つたら歸路が手荒く大變に成る」と察知しましたので、宮岡橋を遣つたら直に輕トラに戻り、駐車場所を改て鬼怒大橋は遣りました。

 えゝ、其でも手荒く大變でありました。
最初はマスクをしてゐたのでありますが、息苦しく成りましたので顎の下へずらした途端、突風でマスクが吹飛ばされまして、未だ一、二時間しかしてゐ無い貴重な不織布マスクを一枚失つて仕舞ました。
其後休憩にコンビニ店に寄つたのでありますが、きつと店員さんは此な御時世なのに無頓着な人と思つた事でせう。
何か、まあ、まあ良いや。呵呵

 扨、今囘の御氣入は當然の樣に鬼怒大橋であります。
今時の若人に鐵橋と言つて通用するのか如何か分りませんが、鐵道も道路も長大橋と云へば鐵橋と云ふ印象だつたの多くの人に納得して戴けると思ひます。
其が昭和廿年代物件なのでありますから思ひ入れも一入に成ると云ふ物であります。

 して、冩眞でありますが、其鬼怒大橋の結合部であります。
落橋對策としてピン結合に改造されて居りますが、元からの鋲留の意匠を損ふ事無く纏められてゐる邊、藝術的とさへ云へると思ひます。
勿論、橋脚の曲線部分も細い型枠板の跡も素敵でありまして、結構繪に成る橋なのでは無いでせうか。


 本日も拙の日記を讀んで下さり有難う御坐いました。

主ニ鬼怒川ニ架ル藤原町ノ橋等

2020-04-09 21:22:14 | 更新情報
  【藤原町大原-瀧 立岩橋】
  【藤原町藤原-瀧 黒鐵橋】
  【藤原町藤原 小原橋】
  【藤原町藤原-瀧 鬼怒岩橋】
  【藤原町高徳 名稱不明橋】
  【藤原町大原 名稱不明橋】
  【藤原町大原 東武鐵道鬼怒川線名稱不明橋梁】
  【2680年 3月 17日 御負】


 人災なのか天災なのか、何かとアレな御時世でありますが、不謹愼乍人と出會ふ、被る事の少い趣味で或る意味良かつたなと思ふ今日此頃であります。

 此處最近は上三川へ通ふ事が多かつたので、偶には氣分轉換と云ふ事で今囘は藤原町は鬼怒川温泉界隈に出掛て來ました。
三月半ばでありますので未だ緊急事態宣言の噂もほゞ出て來無い頃でありましたが、いやあ、觀光客がほとんど居無かつであります。
基本的に温泉旅行と云へば年配の方が中心と云ふ印象でせうが、さう云ふ年齢層の方はほゞ不居、何方かと云ふと若い、多分暇を持餘した大學生や其少し上の年齢層でせうか、さう云つた人達がちらほら來てゐるだけと云ふ感じでありました。

 でありますのでゆつくりと橋を見る事が出來たかと云ふと然に非ず、其奴等が又避け無いのでありますよ。
如何して左側を歩つて來るかな。
如何して歩道一杯に廣がつた儘で平氣なのかな。
如何して此方が避けて上ても挨拶、せめて會釋だけでも出來無いのかな。
御前等學問、否、此奴等の場合勉強が適切な單語か、其以前に人、日本人として最低限恥づかしく無い禮儀位身に附た方が良いぞ、假令親に躾られてゐ無いとしても、だ。
とは云へ、實は違ふ民族と云ふのなら仕方が無いかと納得致しますがね。

 でありますので正直、觀光地つて大嫌ひであります。

 と云ふ事は偖措き、今囘の目玉は何と云つても藤原町大原の名稱不明橋であります。
戰前物件だらうと云ふ事も然事乍、此な物件は初て見ましたし、其豪快さ足るや文句無しだと思ふのであります。
後は立岩橋の美しさとか、手荒く改修され乍今尚現役の戰前物件黒鐵橋も素晴しいでありますね。

 まあ、さうは云つても一本一本全て個性的で好きなのは毎囘の事であります。呵呵

 して、冩眞でありますが、此方黒鐵橋左岸上流側の袂に在る、有名物件な謎の橋であります。
少し調べて見た處、如何やら昭和廿年代か卅年代に建てられた旅館の基礎の部分の樣であります。
其は當時の鬼怒川温泉の繪葉書に出てゐるので畫像檢索で見る事が出來ますが、可也和風、多分に城を意識し度樣な意匠の旅館でありますので、其見た目の爲に斯樣な橋の姿にし度のでは無いかと云ふ感じでありました。
其後、多分補強の爲か建替の爲か、橋上部の方はアヽチ状にされ度のだと思ふのでありますが、現状此基礎の部分だけを殘して取壞されたと云ふのが現實であります。

 まあ、何事流行が御坐いますから榮枯盛衰致方無しでありますが、謙虚誠實に勉強させて戴くと云ふ氣持で勤しむのが一番、と云ふ處でせうか。
理不盡且無理難題を云ふ奴は對象外、でありますが。


 本日も拙の日記を讀んで下さり有難う御坐いました。