型入れから型だしまでが早く、使えるのも早い石けん。私の解釈は使えるのが PH 9 近くなっていればいい.という結果です。
オイルは温めずブレンダーでしっかりオイルを混ぜてアルカリ液と合わせる方法です。ここでも時短これはタオ先生のポロリから。
さらにこれもタオさんからのご教授のリンゴ酢の石けんにヒントを得て、
りんご酢の代わりにクエン酸液を使用するというものです。
私の謎解きから始まったのですが、理屈的には合いますし、あとはクエン酸の濃度ですよね。ここらあたりがいろいろあるのではと思いますが、私の場合は穀物酢に近いPHにそろえてみました。
後は酸を入れるとトレースも早いので気を付けて型入れをするというものです。リンゴ酢で作った石けんは、10日目にアルカリ度を見ましたらいいかんじのアルカリ度で、おまけマカダミアのような色になりました。型入れ時はリンゴ酢の糖分のためオレンジとなっていますね。(写真は色別でハードオイルが多少違っています)
さて話はクエン酸を使った石けんの型入れです・・・白いままです。これくらいだと全然OK!!
もう少し柔らかめのレシピでもよさそうです。
細かいデザインがありますので型だし心配しましたが,酸の入った石けんはトレース早めになりやすい上に、石けんをマイルドに仕上げてくれます。ただし乳酸や酢に関してはそうですが、クエン酸は中和の方に働くので多く入れると石けんを柔らかくします。でもキレート材や酸化防止の方向に働くそうで、うまく使えたら重宝しますしPHも調整してくれることでしょう。
この辺りも時短で使えるところなのかもしれません!実際どれくらいで使えるのか下の様にアルカリ度をチェックしてみます。ピンクが薄くなればOKのサイン。(下は型だし直後 次が1日目 同じ様な色です)
この上にアルカリ度を見る試薬を垂らしていきますが、最初から最後まで約1wピンクの色のわずかな変化がわかるといいです。写真では比べられるでしょう。
使用した道具もすくなくてすんでいます。ソーダ灰もないようです。
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しかし時間があれば1月ほどの熟成期間を持った方が、よりマイルドな仕上がりかなと思います。精油の香りは飛びにくいにしても時間と手間をかけてこそ愛情の詰まった石けんになるのかもしれませんね。オリーブオイルの多めの石けんには、酸を少し余計に加えることで固さを出すようです。入れすぎには注意…この辺りはまだ実証できていません。
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